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FXコラム

2018.03.12

今週のドル円相場テクニカル分析

著者:為替相場研究会主宰


新イーグルフライの記事の一部を抜粋して1週間遅れで掲載しています。

 

Ⅴ.今週のドル円相場テクニカル分析

http://www.pro-fx.info/ef/pic180304-22.gif

前回の当欄では先週の相場は揉み合いに入ると予測したが、
そのウエイト自体はドルの下方リスクに掛けているとした。

その上で、予測を以下の様にまとめた。

「強い抵抗線であるTR1に25日MAが重なる今週、ドルの上値が重く、下値を試す局面があると見ている。

ただ、上でも述べた様に、105.55が抜けない場合は、再びドルが反発し、TR1を試す展開も考慮すべきである」

**予測レンジ:104.95~108.60

また、本文において、
「仮に今週105.55を下回ることがなくても、ベアリッシュ・フラッグ
(ドル下げの調整部分)の延長と考えられるため、
軽々にドル下落一相場が終了したと見るのは早計。
フラッグは通常1~2週間だが、時折り3週間続くこともある」
点を注記した。

実勢の相場もほぼ予測通りの展開で、
月曜から木曜日の東京まで揉み合い(保ち合い)状態が続いた。

その揉み合いは木曜日のNY時間で飛び出たトランプ発言により
ドル下落に転じ、週末の金曜日で直近最安値だった105.55(2月16日)を
ブレイクし、105.25(105.24)を示現した。

テクニカル分析の観点から先週のドル下落した点を解釈すれば、
(1)週半ばまでのドルの反発で抵抗線TR1を抜けなかったこと、
(2)コンティニュエーション・パターンのベアリッシュ・フラッグが機能したこと
が指摘される。

そして年初からの下落過程で指摘してきた
(3)モメンタム線(9日間RSI)も重要なドルの下方圧力のサインであること
を改めて認識しておきたい。・・・ワンポイント・レッスン

ところで、いよいよ相場は節目の105円に迫ってきた。

週初に大きな与件の変化がなければ、このまま105円を試す展開になる可能性が高い。

さらには、第309回ワンポイント・レッスンでも述べた様に

「結局ドル円相場は100円に回帰する」

という履歴効果も意識する必要が出てきた。

足下では「米保護主義の台頭→米景気悪化→金融政策正常化の後退→金利の低下→ドル安」
というやや長期的なロジックが短期的に働きやすく、
為替(金融)市場にはこれを先取りする傾向がある。

所謂ドルベア・センチメントが前倒しされ、
そして最終局面で「ドルの総投げ」に繋がる。

この点、ドルの投げ売りの状況にはなっていないという感触を持っている。

つまり、までドルの下落が続くという印象を市場からは受ける。

やっとIMMの投機的円売りポジションが先週の火曜日(2月27日)時点で
10万枚を割り込んだが、これは17年10月3日以来の水準。

10万枚超の売りポジションの調整は、
昨年8月のケースでは5万枚程度まで減少しているだけに、
まだIMMの本格的調整はこれからと見る。

テクニカル分析に話を戻そう。

前述の繰り返しになるが、

(A)ドルの反発局面で抵抗線TR1を抜けなかったこと、
(B)コンティニュエーション・パターンのベアリッシュ・フラッグが機能していること
は、年初からのドル下降局面で極めて重要で、今週もこれらが機能すると見ている。

(C)加えて25日MA(先週末107.85)がTR1を後方から支援している点も重要。
・・・中期的感覚として実需筋がドルを売りたい水準

(A)では、TR1と平行に引くことのできるTR2とで下降チャンネル(TR1-TR2)が
機能している点も重要となる。

(B)では、直近安値105.55をブレイクし、105.25まで下落している。

コンティニュエーションの特徴として、
「竿≒棒」が短時間(短い日数)で下に伸びる点に注目しておく必要がある。
・・・拡大チャート参照。グリーン下向きの矢印

その際に、チャネンネルの下値メドTR2を下回った場合は、
チャートに示した様なオーバーシュートの可能性があるため、
一時的な反発には注意が必要となる。

***まとめ***

今週も上の(A)(B)を軸に、ドルの下値を試す展開を予測する。

ただ、節目の105円に到達することで、一時的に達成感が出る可能性がある。

その場合、TR1(先週末107.40前後)を抜いて反発する様であれば、
比較的大きなショートカットが出やすく、戻り売りは手控えたいところ。

**予測レンジ:103.20~107.90

**ドルのネガティヴ要素(上記と一部重複)

(1)2015年6月のドル高値125.86近辺からの抵抗線(週足チャートのR3)が前半まで下降している。

(2)115円が一段と強い心理的節目になっている。
108.13(4月17日)以降の戻り高値水準が114円半ば
(114.38:5月10日、114.49:7月10日、114.73:11月6日)で抑え込まれている。

(3)一目均衡表の雲(先週末の雲は110.40~111.00)まで下降してきた。

関連では、週足が週一目均衡表の雲(先週末の下限は109.38)下で推移。

(4)抵抗線Rよりスティープな抵抗線TR1(先週末107.40前後)を引くことができる。

(5)スポットが下降を続ける25日MA(先週末107.85)以下で推移している

(6)9日間RSI(先週末29%台)の下方モメンタム線が機能している

先週のドル反発局面でも、モメンタム線水準止まり。
・・・ワンポイント・レッスン

一連のドル下降局面では30%以下に低下する傾向がある。

(7)ベアリッシュ・フラッグが連続して出現している

105.55を下回ったため、旗竿が立つ(ドルの短期間での下落)可能性が高い

(8)緩やかだが、100日MA(先週末111.34)や200日MA(同111.23)が下降しており、
両線がデッドクロスに近づいている

**ドルのポジティヴ要素

(1)節目の105円に迫っているため、安値警戒感がある

(2)スポット(先週末終値105.75)と25日MA(先週末107.85)との乖離が大きいか
乖離幅が3円に近づいた場合は要注意

(3)(2)との関連で9日間RSIが20%以下に低下した場合、
あるいは30%以下が1週間以上続いた場合はショートの踏み上げが起こりやすい

Ⅴ.チャートポイント
**レジスタンス
107.35近辺~(先週末の抵抗線TR1水準)
107.87(50%、110.48→105.25)
107.90(2月21日の高値、先週末の25日MAと重なる)
108.48(61.8%、110.48→105.25)
108.94(2月12日高値)
109.78(2月8日高値)
110.00(心理的節目)
110.48(2月2日高値)
111.18(1月22日の高値)
110.40~111.00(先週末の一目の雲)
113.40(1月8日高値)

**サポート
105.25(3月2日の安値)
105.00(心理的節目)
103.20(78.6%、99.00&118.66)
100.00(心理的節目、過去の回帰水準)
99.00(16年6月安値)

以上

 

新イーグルフライの記事の一部を抜粋して1週間遅れで掲載しています。

 

 

為替相場研究会主宰

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