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FXコラム

2018.10.29

今週のドル円相場テクニカル分析

著者:未分類


新イーグルフライの記事の一部を抜粋して1週間遅れで掲載しています。

 

Ⅲ.今週のドル円相場テクニカル分析

 

前週の当欄では、
「焦点は前述111.60を下抜くかどうかにある」とした上で、
『幾つかのドルの弱気要素がある中、上値が限定されてきただけに、
下値を試す展開が継続すると見る。

ただ、111.60よりドル安水準には強いサポートが集中しているため、
一挙に潰れせない可能性がある』
と指摘した。

実際の相場においても、ドルの下値を試したが、安値は111.63止まりと、
111.60(チャート上の支持線S1)よりドル安水準の強いサポートが機能した格好だ。

今週の焦点は、
●下値圏では前週同様に支持線S1(前週末は111.70前後に上昇)を完全に抜くかどうかにある一方、
〇上値圏では112.75~85(前週末25日MA)を抜くかどうかにある。

●下値圏のS1を支持する要因

(1)フィボナッチ(61.8%戻し[109.78→114.55])の111.60や、
9月18日の安値111.66の存在。

(2)一目の雲の上限が前週末から111.47(週後半は水準が上方にシフト)に位置する

(3)100日MAが前週末時点で111.45に位置する。

●上値圏の112.75~85が抵抗水準なりえる要因

(1)フィボナッチ(38.2%&50%戻し[114.55→111.63])の112.75、113.09の存在。

(2)10月18日の高値112.74の存在

(3)25日MA(前週末112.85)の存在

上の●〇を考慮すると、目先は111円台後半~112円台後半で揉み合う展開が予測される。

年初来高値114.55を付けた後の反落が年初来安値104.64からの支持線S1で
概ね支持された後の相場としては、極めてあり得る展開とみる。

だが、「依然としてドルの下値リスクが回避されたとは言えない」
というのが、筆者の見立てである。

その主要な根拠は、以下の(A)~(C)である。

(A)10月1日週に114円台を攻めたが、114.55止まりと、
昨年11月の高値114.73をブレイクすることができず、
長期相場の中で114円台~115円台が強い抵抗ゾーンとして再認識された。

(B)年初来安値104.64(3月23日)からの上昇チャンネルS1-S2内において、
114.55が上値メド線のS2近辺に到達できなかった。

(C)(B)との関連で、上昇トレンドの第5波[109.78(8月21日)からの上昇]
を終了した可能性が高い。

仮に前週から指摘している支持線S1を下抜く様であれば、
現状局面は下落トレンドの第1波となる可能性が高い。

こうした可能性がある中、

(イ)スポットが転換線(前週末112.49)と基準線(113.07)を下抜き、
逆転が始まっている・・・・・ストラテジー・アイディア参照

(ロ)スポットが25日MA(前週末112.85)を下抜いているため、
ドルがもう一段安となる傾向がある。

以上から今週は次の様にまとめた

****今週のまとめ******

基本的に(A)~(C)のドルの上値を抑え込む要因があるため、
戻りは限定的で、前週の安値111.63~S1を下抜く可能性が高いと予測する。

上の〇で指摘した水準112.75~85をブレイクした場合、
113.40前後(10月8日週高値)までプルバックする可能性はあるが、
戻りはここまでか。

予測レンジ:110.40~113.45

***************

**ドルのネガティヴ要素(上記と一部重複)

(1)10月1日週に、昨年11月の高値114.73や節目の115.00を試したが、
2回フェイルしている。

(2)(1)との関連で、昨年4月以降の戻り高値水準である
114円台がより強いドルの抵抗帯となっている。

(3)スポットが25日MA(前週末112.85)を下抜いている。
・・・この先25日MAが抵抗線化する可能性も。

(4)転換線(前週末113.49)が基準線(同113.07)を下回っている(逆転)。

(5)10月1日週の高値圏における週ローソク足の型から判断して、
ドルが下降局面入りした可能性がある。

(6)年初安値104.64からのウェーブカウントでは、上昇5波が終了した可能性がある。
詳細は前述(A)(B)

**ドルのポジティヴ要因(上記と一部重複)
(1)スポットが一目の雲(今週半ばまでは111.47)の上で推移している。

(2)2017年のドル高値118.60(トランプラリーの最高値118.66近辺)を
起点とする抵抗線P1(前週末111.65前後、週足チャート)と平行に走る
P2で形成されたドルの長期下降チャンネルP1-P2の上値メドを完全に抜いる。

この先、P2(前週末110円台半ば)がドルの支持線となる可能性がある。

(4)25日MA(前週末112.71)と100日MA(同111.45)とがゴールデンクロス中。

(5)上昇する100日MAが200日MA(同109.78)を上回っているため、
長いスパンでドルに先高感がある

(6)前週のドル最安値は111.63と、111.60~111.66(61.8%戻し[109.78→114.55]、
9月18日の安値)や支持線S1(前週末111.70前後にシフト)によってサポートされた。

(7)(6)の下に、一目の雲の上限(前週末111.47)や100日MA(同111.45)が存在する。

Ⅳ.チャートポイント
**レジスタンス
112.74(10月18日の高値)
112.75(38.2%戻し、114.55→111.63)
112.85(前週末25日MA)
113.10(50%戻し、114.55→111.63)
113.39(10月9日の高値)
113.40(61.8%戻し、114.55→111.63)
114.10(10月5日の高値)
114.55(10月4日の高値)
*114.73(昨年11月6日の高値)
**115.00(昨年11月以降の展開で意識された強い心理的水準)
115.62(2017年1月19日)

**サポート
111.70前後(前週末の支持線S1)
111.63(10月15日安値)
111.60~111.66(61.8%戻し[109.78→114.55]、9月18日の安値)
111.47(今週中の雲の上限)
111.45(前週末100日MA)
110.85(9月10日の安値)
110.38(9月7日の安値)
110円(サイコロジカル)
109.79(前週末200日MA)
109.78(8月21日安値)

Ⅴ.今週のポイントとストラテジー・アイディア

今週のポイント
・イタリア財政問題
「ムーディーズ:伊国債Baa3(投資適格級における最低水準)に格下げ」
「フィッチ:伊国債はソブリンリスクの圧力に晒されているとの発言」
など、一段とイタリア財政への厳しい見方が増えている。

こうした中、イタリア・ディマイオ副首相は
「イタリアは債務を返済し、ユーロ圏にに留まる」としているが、
同国政府債務残高は対GDP比で130%と、
EUの安定成長協定(SGP)基準(60%以下)を遥かに超えており、
危険信号。

ギリシャの蟻の一穴ですら、2回のユーロ圏債務危機に繋がったことに照らせば、
ユーロ圏第三位の経済規模を誇る同国の問題はユーロの大きなネガティヴ材料となり得る。

かつての南欧問題[PI(I)GS]に発展する可能性のあることには、
中長期的な視点から留意しておきたい。

10月25日にはECB政策理事会が予定される。

量的緩和収束がスタートしたが、イタリアなどの状況を考慮すると、
観測される来年夏頃の利上げに影も。

・中国の景気見通しが悪化する中、
前週に「上海総合株式指数」は2014年11月以来となる安値を付けた。

日経平均株価、さらには欧米株価への影響が懸念される。

前週もそうであった様に、「上海総合株式指数の下落→円高」となった点は留意しておきたい。

*ストラテジー・アイディア

https://www.pro-fx.info/ef/pic181021-23.gif

ドル円

ドルの戻り売り狙い・・・転換線と基準線が逆転。

現局面と過去の局面の類似性に注目!

(1) ドルの戻りが限定されたこと
昨年11月の高値114.73を抜けなかった事実
高値圏でのローソク週足の型(前週の当欄参照)

(2)ウェーブカウントに注目
チャートで見る様に、年初来安値104.64(3月23日)からの
上昇トレンドの第5波が終了した可能性が高い。

支持線S1を下抜ける様であれば、この可能性が高まり、中期ドル安局面に

(3)スポットが25日MAを下抜けている

こうした事実がある中、

チャートに示した様に転換線が基準線を下回り出した(逆転)。

現局面(チャート赤四角の枠のB)は過去の局面(同A)に類似している。

ドルが反発できない場合、雲に突入し、その下に入り込む可能性がある。

・ドル売り推奨水準
週初推奨水準:112.74~112.92
コンサーバティヴ推奨水準1:112.98~113.42

注)利食い・損切りは個人のトレーディング・スタイルや
トレーディング・スパンが異なるため、特に推奨水準はありません。

推奨水準はピボットやそれにマージン率を加味したものです。

推奨水準は単なる筆者の分析結果であり、
その水準での取引を勧めるものではありません。

投資の最終判断は自己責任で行ってください。

以上

 

新イーグルフライの記事の一部を抜粋して1週間遅れで掲載しています。

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