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FXコラム

2019.12.28

米中貿易交渉合意は合意ではない?

著者:松島 修


先日、米中貿易交渉が合意したという報道を受けて株式相場が強気になりましたが、この合意についてはすっきりしないことが多く疑心暗鬼の人も少なくありません。

過去の交渉の流れを見るとメディアが合意方向と報道して株価上昇し、トランプ大統領が否定して株価下落という動きを何度も繰り返してきました。

また、トランプ大統領が合意方向と発言することで株価上昇する局面もあり、それが株式相場を動かすのに良いタイミングである株の寄り付き前の時間だったりするので株価操作しているようにみえます。

本件以外でもトランプ大統領はツィッターのつぶやきで株価操作をしてきた感が強いです。

今回の米中貿易交渉では中国寄りのメディアであるブルームバーグも合意内容を実現するには数年かかるだろうとしています。

また、ロイターでは次のような記事になっています。

『ライトハイザー氏は、通商合意の成功は中国当局者の決定に左右されると発言。
「最終的にこの合意が完全に機能するかどうかは米国ではなく、中国で誰が決定を下すかにかかっている。
強硬派が決定を下すのと、われわれが望む改革派による決定では別の結果がもたらされる」と語った。』

今回の合意については、まだ調印されていません。

調印は米国では来年1月の一週予定としていますが、中国では明確に示されてないこともあり調印されない可能性もあります。

また過去の歴史をみると中国は合意事項を反故にすることも多く米国は中国が合意事項を反故したことで制裁することが目的のような発言もあります。

合意事項に「中国が2020年に500億ドルの米農産物を購入する」項目がありますが、中国にはそれほど需要がないと中国が主張してきたことなので実現できないことを合意している感が強いです。

米中貿易交渉とはいうものの、通信インフラの5Gをどちらが握るかだったり、IT技術の漏洩を防ぐことや、そもそも世界の覇権争いなので今後も覇権争いは続くと判断しています。

米国が中国を育ててきたのに中国は自分たちが世界の中心という意識が強く米国に対抗して覇権を握ろうとしているため米国が怒っている状況です。

今回の米中貿易交渉は第一弾として一旦手打ちをしたことにして交渉が進んでいるように見えるだけで基本はほとんど進んでないということです。

相場的には今後も突然はしごを外されたり、報道で乱高下することが多いと思っておくと良いでしょう。
 
 
日刊ゲンダイで毎週金曜日に連載中
 

日刊ゲンダイWEB版にも掲載
https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/3756
 
 

以上
 
 

本記事は「イーグルフライ」から抜粋編集。
https://www.eagle-fly.com/mm/

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松島 修

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