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FXコラム

2018.05.14

危険なトルコリラ

著者:松島 修


ドル/円は110円の売り仕掛けポイント(短期・中期・長期)から下落。

・ドル/円 日足ボリンジャーバンド
http://www.pro-fx.info/ef/pic180513-1.gif

売った人は売値下にストップ移動すると良いです。

引き続きドル/円の110円は仕掛けポイントです。

ストップロス必須

分かりやすい美味しいところだけ取引するのが投資の王道です。

 

□新興国破綻(アルゼンチン・トルコ)

現在、米国の金利上昇や、米国の減税により
新興国から米国に大きな投資資金が移動して
新興国通貨の危険な状態(新興国通貨下落)が加速しています。

アルゼンチン(アルゼンチンペソ)は、破綻しそうです。

アルゼンチン揺らす資金流出  日経
https://www.nikkei.com/article/DGXKZO30433370S8A510C1EA1000/

 

「4月下旬から5月はじめにかけて、ペソはドルに対し10%ほど下がった。

この間に中銀は通貨防衛のため3度も利上げし政策金利を40%にした。

それでも相場は下げ止まらず、マクリ大統領は8日、IMFに融資枠の設定を求めたことを明らかにした。」

 

アルゼンチンペソ以外ではトルコリラの下落が目立ちます。

日本人の一般投資家は、ファイナンシャルリテラシーが低いことから
危険な新興国であっても高金利通貨が好きな人が多く
すでに、今までの下落でトルコリラで財産をとばしてしまった人も少なくないようです。

 

新イーグルフライでは「新興国通貨は取引しないこと」と
12年前のFX取引の黎明期から、ずっと警告していますが

4月29日のメルマガでは、トルコリラ/円が反発していたので
万一、「間違って持ってしまっている人のために逃げるチャンス」
と書きました。(○のタイミング)

 

トルコリラ/円日足ボリンジャーバンド
http://www.pro-fx.info/ef/pic180513-14.gif

その後、そこが目先のピークとなり急落し、安値更新してしまいました。

間違ったと思ったら即ロスカットが投資の基本です。

 

ちなみに、トルコリラ/円は、月足を見て分かるように
月足ボリンジャーバンドの-1σ(シグマ)以下にずっと(3年以上)位置しているので
そもそも長期に強い下落トレンドが継続している相場です。

トルコリラ/円月足ボリンジャーバンド
http://www.pro-fx.info/ef/pic180513-15.gif

 

いくら金利が高くても、金利による利益より下落しているため、
実質的にはマイナス金利状態です。

本人はスワップ金利を得ていると思っていても
通貨の下落が、それを上回っていることから
実質的には一番嫌うスワップ金利を払っていることに相当するのです。

チャートの判断だけでも
長期に強い下落トレンドが継続している
トルコリラは長期投資に最も向かない通貨です。

レバレッジ1倍でも危険なハイリスク通貨です。

値ごろ感から買うのは危険です。

 

もし、ある日突然、国が破綻して通貨の価値がゼロになった場合
もともと流動性が低いので、ストップロスを入れていても
窓空けしてゼロとなりストップロスが利かず
強制ロスカットになる可能性があります。

(韓国もアジア通貨危機の時、朝起きたら国家破綻していました。)

そもそも、金利狙いの人はストップロスを置かないのでなおさらです。

 

新興国通貨の場合、国が公にしている価格とは違い、
FX会社で通貨の価格をゼロにする可能性もあります。

ベネズエラの通貨ボリバルの例では
公式レートと非公式レートの差が大きかったみたいですが
取引しようとすると公式レートの十分一とか当たり前の世界が
新興国通貨や、ジャンク債の世界です。

例えば、表示されているレートが100とした場合、
買おうとすると100ですが
売ろうとすると10ということが平気である世界なのです。

流動性が低いとはこういうことです。

 

そもそも、FXで新興国通貨がドル/円などと同じ感覚で取引できていることが
有り得ないことだと知ることが大切です。(ある意味画期的です)

FX会社で価格をゼロにしてしまうと
レバレッジ2倍であっても、元本が無くなっただけではなく
元本と同額の追証が発生することになります。

ベネズエラ通貨ボリバルがFXで取引できる会社があるか不明ですが
もし、FX取引ができてレバレッジ2倍で保有していたら、
突然、元本と同額の追証になっていたかもしれません。

つまり、最悪、証拠金がゼロになるだけでは済まず
借金だけが残ることになるわけで
たった一銘柄をレバレッジ2倍で持っていただけで破綻する可能性があります。

 

これは珍しいことではなく
過去、商品先物相場や株式市場でも、連続ストップ安となり
通常のロスカットができないのは勿論
強制ロスカットもされず多大な追証が残って
顧客が破綻したケースが多々あります。

FXでは、やはり新興国で高金利通貨である南アフリカランドが暴落して
破綻した人が続出したことは記憶に(比較的)新しいところです。

破綻というのは、元本が無くなるだけではなく
追証(追加証拠金)を求められるからです。

 

勿論、ドル・ユーロ・円はメジャー通貨のため流動性が高いので
土日を除けばストップロスも有効です。

現在、新興国が破綻する危険が上昇していく可能性が高そうなことと
それに加えてトルコは地政学的リスクも高くなっているので
(テロなどもあるので旅行等でトルコに行くことも危険です)
トルコリラで大きく損をする日本人はこれからも続きそうです。

少なくても長期下落トレンドは現在も継続中です。

 

間違ったと思っても、ずるずる引きずるのは奴隷マインド
間違ったと思ったら、すぐロスカットするのが王様マインドです。

想定外のことが多発するのが激動の時代の特徴なので
過去の経験を過信しないことが大切です。

新興国の破綻の気配があったり、
戦争リスクが高くなっているという悪材料が多い中で
米国株価は上昇傾向です。

米国株のバブルは、まだ続きそうですが、
このような悪材料を無視して上昇することが
バブル末期の特徴です。

 

短期では、ドル/円や株(ニューヨークダウ・日経225)の上昇についていくものの
目先の天井は売り仕掛け(短期・中期・長期)したいところです。

 

本記事は、新イーグルフライ https://www.eagle-fly.com/mm/
から大幅に抜粋・編集した記事なので、連続していません。

 

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松島 修

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