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FXコラム

2018.09.03

9月は株価下落しやすい時

著者:松島 修


日経225もドル/円も、綺麗に売り仕掛けポイントから下落しました。

どちらも、短期の方は利益確定です。

9月は株価下落しやすい時(アノマリー)で、また
掲示板の伊藤さんのタイムサイクルでは
ナスダックは反転下落となる可能性が高いタイミングになっているので

中長期の
日経225の売りポジションも
ドル/円の売りポジションも
値幅がある程度大きく狙えるかもしれません。

 

株価下落の先行指標のトルコリラがまた下落しています。

トルコ問題は、終わったわけではなく、まだまだ続く可能性が高く
レバレッジ1倍以下でも強制ロスカットになる可能性があり危険だと判断しているので
万一、まだ持っている場合は手仕舞いすることを強くお勧めします。

もともと、新興国通貨は取引対象外ですが
トルコリラが暴落する前、4月29日に間違って持っている人は逃げるチャンスと
お伝えしました。(○の時で、目先の天井です)

トルコリラ/円日足ボリンジャーバンド
https://www.pro-fx.info/ef/pic180902-16.gif

その後、大暴落しました。

 

「危険なものには手を出さない」は投資の王道ですが

・危険だということが理解できない
・危険なものが好き
・長期保有すれば、何とかなると思う
・レバレッジ1倍だから大丈夫と思う
・○○さんが、まだ持っているから自分も保有する

とすれば、投資だけではなく、あらゆる面で貧困を招く奴隷マインドです。

「間違ったと思ったらすぐにロスカット」は、王様マインドです。

 

□なぜ、確信を持って間違えるのか?

(8月14日の新イーグルフライ記事から抜粋)

 

トルコリラを買っている9割が日本人と言われています。

あまり自分の頭で考えず、スワップ金利が大きいから良さそうと思って買っている人もいる一方、

自分は投資リテラシーが高いと思っていて
他の高金利通貨に飛びつく一般投資家とは違うという意識の
自信過剰な人もいます。

トルコへの投資分析をしっかりした上で
高金利通貨が下落している今は絶好の投資チャンスだと
確信を持って判断した人たちです。

人の投資心理と投資行動パターンに次の傾向があります。

・自分の予想の正確性に対して自信過剰

・自分で相場を(無意識で)コントロールしているという自信過剰

この自信過剰が問題となります。

□自信過剰の原因1「知識」を過信する

自分の知識が高まると自分の予測の精度も高まると信じてしまう傾向があります。

 

ニュースや銀行や証券会社の発行する経済レポートをしっかり読んで
トルコは次のように将来性が高い国と把握します。

・若年層が多い(若年層が多い国は活性化している)
・人気が高い観光資源がある
・輸出が好調

将来性が高いことを把握しているうえで、さらに、実際に現地に旅行に行ってみたら
やはり魅力的な国なので、トルコは夢がありトルコ株やトルコリラは上昇すると確信します。

学び、現地に行って見てきたことから、知識を得て
自分はリテラシーが高いと思い、
投資リテラシーの低い、多くの高金利通貨に飛びつく
一般投資家とは違うという自信過剰に陥ります。

自分は今までも正しい投資判断ができたので、今回も正しいはず、
つまり、自分が良いと思ったものは良いものと確信していきます。

他人が、それは危険といっていてもスルーします。

そもそも自信過剰の人の周りにはYESマンしかいなくなるので
誰も危険といってくれないということもあります。

いずれにせよ危険なものを良いものと確信を持って間違えるのです。

酷い場合には、強制ロスカットになっても、まだ良い通貨だという
確信を持っているのです。

このような自信過剰な人は特に勤勉で勉強熱心な投資家に多い傾向があります。

(日本人に多い雄牛タイプの人は勤勉で勉強熱心です)

 

ここで大事なことですが

相場は知識を増やしたり、勉強すれば利益になるものではありません。

これは、ある人には衝撃的なことなのかもしれません。

相場で利益にするためには次の3つが大切で、これが投資の王道です。
(1)マインドセット(王様マインド)
(2)相場の本質を理解する
(3)ローリスク・ハイリターンの時だけ取引する

ここでは(1)と(2)について言及します。

(1)マインドセット
投資で一番大切なことはマインドセットです。

いくら知識があったり、勉強しても奴隷マインドの人は利益にならず
一時的に利益になったとしても、最終的には損失で終わることになります。

奴隷マインドから王様マインドにならないと自信過剰で失敗する可能性が高くなります。

□相場で利益にならないマインドセット(奴隷マインド)

天から愛されている感がない
コントロールスピリットが強い
儲けたい気持ちが強い
思い違い・勘違いが多い
自己中心
自己憐憫
都合が悪いことは隠す
隠れてやる
他人と比べる
妬む
権威が嫌い
親と仲が悪い
嘘つき
不誠実
謝らない
宗教的
世俗的
高慢
自信過剰

□相場で利益になるマインドセット(王様マインド)

天から愛されている感がある
コントロールスピリットがない
儲けたい気持ちがない
思い違い・勘違いが少ない
自己中心ではない
自己憐憫ではない
隠し事がない
他人と比べない
妬まない
権威を尊重する
親と仲が良い
嘘をつかない
誠実
謝る
宗教的・世俗的ではない
高慢ではなく健全な自信
謙虚

 

(2)相場の本質を理解する

いくら知識があったり、勉強しても、ニュースや投資レポートの多くは
自分で投資をしていない人達が書いているものなので大衆心理と同じで
投資判断にそのまま使うことができません。

通常の投資レポートを読んでも、投資の教科書を勉強しても、
本来のファンダメンタルを理解したことにはなりません。

ファンダメンタルを理解したと思う勘違いなのです。

ちなみに、毎日、(投資をしていない人の書いた)投資ニュース等を
真剣に見ている人は時間がもったいないです。

トルコへの投資をするに当たり、ファンダメンタルとして次のような情報は一番大事なことです。

・イスラム化が進んでいることと、イスラム化が進む国は長期に経済が低迷すること
・米国と対立によりトランプ大統領の言動で追い詰められる
・エルドアン大統領の独裁政治により混乱させられる

これらが投資レポートに載るころには、相場は次のステップに移っています。

教科書的な偏った知識に対する自信過剰が危険なものを購入する行動となります。

自信過剰ゆえ、自分のファイナンシャルリテラシーの低さが見えなくなっている状態です。

中途半端な知識が人を盲目にします。

自信過剰は間違ったことを認めたくないためロスカットできず
大きな損失になってしまいます。

自分の判断ミスを認めたくない心理がロスカットできない原因です。

間違ったと思ったらすぐにロスカットが王道です。

 

□自信過剰の原因2「コントロール」できると錯覚する

 

実は「相場はコントロールできるもの」と錯覚する傾向があります。

勿論、頭では相場はコントロールできると思ってないのですが
心理的には、相場をコントロールしようとしているのです。

投資において、なんらかの規則性やパターンを見いだすことで
そこに自信を深めてしまうのが一因です。

例えば、長期下落しているチャートの形を見て、通常ここまで下げれば、
過去の経験・過去のパターンから判断して、そろそろ上昇するだろうという
値ごろ感から「底」または「底値圏」と判断します。

まさに自分が、相場をコントロール(支配)しているという錯覚に
とらわれてしまうのです。

その錯覚による自信過剰が、大きな損失につながります。

コントロールスピリットがある人ほど、この錯覚に陥ります。

コントロールスピリットがある人は
コントロールスピリットがあることに自分で気づかないため
自分が相場をコントロールしようとしているとは思ってないことから
錯覚や妄想から抜けられず、同じ間違いを繰り返すことになるのです。

 

つまり、奴隷マインドの人ほど、この錯覚に陥り、
自覚がないので抜け出ることが困難となります。

やはり
正しいマインドセットである王様マインドを身に付けることが
投資で一番大切なことであり、投資の王道です。

 

以上

本記事は、新イーグルフライ https://www.eagle-fly.com/mm/
から大幅に抜粋・編集した記事なので、連続していません。

 

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松島 修

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