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FXコラム

2018.11.19

今週のドル円相場テクニカル分析

著者:為替相場研究会主宰


新イーグルフライの記事の一部を抜粋して1週間遅れで掲載しています。

 

Ⅲ.今週のドル円相場テクニカル分析

https://www.pro-fx.info/ef/pic181111-22.gif

前週の当欄のまとめでは、
「上値を試す可能性が高いが、10月下旬からの(ドル高)相場は時間と値幅とが噛み合っていないことから、反落に注意を要する」
とした。

その上で、予測レンジを「 111.75~114.10」に置いた。

実際の相場では、米中間選挙というイベントが事前予測通りの結果となったことを受けて、
それ以前のドル高の流れを受け継ぐ格好で114.09まで上昇。

その後もドルは底堅さを示したが、10月4日の高値114.55が意識されたこともあり、
114円台でやや上値の重たい展開となった。

「今週の焦点は、114.55を抜くことができるかどうか」にある。

●前週の高値が114.09で止まったことからも分かる様に、
114円台ではドルの上値が重たいという先入観があるため、
114円絡みでは心理的にドルの総体需給が緩くなっていることは事実だ。

この点について、主要なドルのネガティヴ要因として以下のものが挙げられる。

(1)114.55(10月4日)を付けた後の下落過程で113.94(10月8日)~114.10(10月5日)で
急激にドルの上値が重たくなっている。

前週の筆者の予測レンジの上限は114.10に置いているが、この点もその理由の一つである。

(2)昨年(2017年)の5月以降においてドルの反発局面は3回あったが、
いずれも114円半ば(最高値は11月の114.73)で止まっている。

そして直近でも、最高値は前述の114.55(10月4日)止まりと、
114円台でドルの上値が重たいという先入観に結びついている。

(3)メディア的に言えば節目の115円の存在も気になるところである。

事実、(1)や(2)の状況を見れば、確かに115円の前に「心理的」という枕詞が似合いそうな状況。

この点、フィボナッチ水準を導けば、115.35(76.4%戻し、118.66[トランプラリー最高値]
→104.64[今年年初来安値])に当たるため、115円が長期的にも心理的水準と言えそうだ。

(4)ローソク足の足型では、(109.78[8月21日]からの)高値圏で出現している前週の足が、
下落を示唆している。

8日の陽線は大陽線とは言えないが、翌日(9日)が下髭を引く陰線で終わっているため、
今週は調整の反落、あるいは109.78からの上げ相場の終了を示唆している。

・・・「Ⅴ.今週のポイントとストラテジー・アイディア」に詳細。

(5)ドルのサポート要因として転換線が基準線を上抜いている(好転している)も挙げられるが、
「好転」後にドルが下落あるいは横這いの傾向がある

・・・「Ⅴ.今週のポイントとストラテジー・アイディア」に詳細。

〇他方、依然としてドルに強気な要素もある。

(A)114.55からの下落過程で、一目の雲(前週末112.99)を終値で下回らなかった

(B)(A)とも関係するが、前々週に10月26日の安値111.38をブレイクできなかった

(C)スポットが終値ベースで25日MA(前週末12.74)を上抜き、その状態が続いている。

(D)スポットが100日MA(前週末111.87)にサポートされた後、ドルが反発する傾向にある。

また、その場合のドル上昇期間が長くなる可能性がある。

この点については、前週のストラテジー・アイディアに参考図を掲載している。

(E)ドルのサポート要因として転換線が基準線を上抜く可能性については前週も指摘しているが、
8日に好転が実現している。

上の〇(A)~(E)を考慮すると、ドルが依然として強そうに見えるが、
●ネガティヴ要因の(4)・(5)に重きを置いて、今週は以下の様にまとめた。

*****まとめ******

確かにドル買い要因も多く、114.55を試す可能性もあるが、
仮に週初からそうした展開となった場合、かなりドルの反落リスクが高くなるか。

上記(4)の足型(8日の陽線&9日の陰線)は5日連続の陽線引け(コマ線を含む)となった
ドル上昇相場が息切れし出していることを示唆する。
・・・ストラテジー・アイディア参考図

暫定支持線TS(前週末113.35前後)が下抜けた場合は、112円台前半までの反落もあると見る。

予測レンジ:112.15~114.55。

**************

**ドルのネガティヴ要因(上記と一部重複)

(1)10月1日週に、昨年11月の高値114.73や節目の115.00を試したが、2回フェイルしている。

(2)(1)との関連で、昨年4月以降の戻り高値水準である114円台がより強いドルの抵抗帯となっている。

(3)114.55を付けた後の下落過程では、113.94(10月8日)~114.10(10月5日)でドルの上値が重たくなっている

(4)ローソク足の足型では、(109.78[8月21日]からの)高値圏で出現している前週の脚が、下落を示唆している。
・・・ストラテジー・アイディア

**ドルのポジティヴ要因
(1)ザラ場では一目の雲を下抜いたものの、終値では抜けておらず、
雲の上限(前週末112.99)が強いサポートとなっている

(2)2017年のドル高値118.60(トランプラリーの最高値118.66近辺)を起点とする
抵抗線P1(前週末111.65前後、週足チャート)と平行に走るP2で形成された
ドルの長期下降チャンネルP1-P2の上値メドを完全に抜いている。

P2(前週末110円台前半)がドルの支持線となっている

(3)25日MA(前週末112.74)と100日MA(同111.87)とがゴールデンクロス中。

(4)上昇する100日MAが200日MA(同110.02)を上回っているため、長いスパンでドルに先高感が残る

(5)スポットが終値ベースで25日MA(前週末112.74)を上抜いた

(6)転換線が基準線を上抜いた(好転)した

(7)スポットが100日MA(前週末111.70)にサポートされた後、ドルが反発する傾向にある。
また、その場合のドル上昇期間が長くなる可能性がある

(8)暫定的に支持線TS(前週末113.35)を引くことができる

Ⅳ.チャートポイント
**レジスタンス
114.09(11月8日の高値)
114.10(10月5日の高値)
114.55(10月4日の高値)
*114.73(昨年11月6日の高値)
**115.00(昨年11月以降の展開で意識された強い心理的水準)
115.35(76.4%戻し、118.66→104.64)
115.62(2017年1月19日)

**サポート
112.99(前週末一目の雲の上限)
112.74(前週末25日MA)
112.15(前週末一目の雲の下限)
111.87(前週末100日MA)
111.78(10月29日安値)
111.38(10月26日の安値)
110.85(9月10日の安値)
110.38(9月7日の安値)
110.02(前週末200日MA)
110円(サイコロジカル)
109.78(8月21日安値)
109.37(6月24・25日安値
109.20(6月8日安値)

Ⅴ.今週のポイントとストラテジー・アイディア

今週のポイント

*注目材料

・米10月CPI(14日、水曜日):総合CPI、コアCPI共に前月比加速が予測されている。

これに関して、翌日のパウエル議長の講演でタカ派的なコメントが出るかどうかに注目しておきたい。

仮にタカ派的なコメントが出ても、ドルの上値が重たい場合、ドルの下落リスクが高まる。

その他、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁の講演(13日、火曜日)や
エバンス・シカゴ連銀総裁の講演(16日、金曜日)にも注目。

*ストラテジー・アイディア

https://www.pro-fx.info/ef/pic181111-23.gif

ドル円:推奨は吹き値でのドル売りだが、前週の高値が吹き値となっている可能性もあり。

下記の短期ドル売り水準からの売りというストラテジーもあるか。

●理由

・ドルのサポート要因として転換線が基準線を上抜いている(好転している)が、
その後にドルが下落あるいは横這いという傾向がある・・・図の上段

好転(グリーン丸)するまでに上昇エネルギーを使い果たしているため、
好転以降にドルが下落(2、3)あるいは保ち合い相場(1)に転じている。

ただ、下落あるいは保ち合い後にドルが再び上昇している(1、2、3のいずれの局面でも同様)ため、
一旦下げ止まった後のドル売り継続には慎重に。

・ローソク足に目をやると、(109.78[8月21日]からの)高値圏で出現している前週の足型が、下落を示唆している。・・・図の下段

ドルを買い上げた後に出た前週末(9日)の陰線が示唆するところは、力出尽くしの陰線引きと読める。

ドル売り推奨水準
週初ドル売り推奨水準:113.80~114.10
コンサーバティヴ・ドル売り推奨水準:114.25~114.75

注)利食い・損切りは個人のトレーディング・スタイルやトレーディング・スパンが異なるため、
特に推奨水準はありません。

推奨水準はピボットやそれにマージン率を加味したものです。

推奨水準は単なる筆者の分析結果であり、その水準での取引を勧めるものではありません。

投資の最終判断は自己責任で行ってください。

以上

 

新イーグルフライの記事の一部を抜粋して1週間遅れで掲載しています。

為替相場研究会主宰

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