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FXコラム

2019.08.05

今週のドル円相場テクニカル分析

著者:為替相場研究会主宰


Ⅲ.今週のドル円相場テクニカル分析

https://www.pro-fx.info/ef/190804-2.gif

前週のまとめでは、ドルが強含む可能性があるとした上で、
「112.40→106.78」の50%戻しに当たる109.59を上値メドとした。

結果は週後半に109.32まで上昇したが、そこから急反落の展開となり、
予測レンジの下限107.40を下回り、106.51まで下落した。

この展開で年初来最高値112.40を付けて以降の最安値106.78を更新したため、
新たなステージに入ったと見られる。

以下はそうした考えの根拠である。

(1)前週の展開で「112.40(4月24日)→106.78(6月25日)」の50%戻しに当たる109.59にほど近い
109.32(8月1日)まで値幅調整(106.78→109.32)を行った。

(2)下落期間「4月24日→6月25日=45日」に対して反発期間が「6月26日→8月1日=27日」となり、十分な日柄調整を行った。

27/45日=60%はフィボナッチ61.8%に当たる。

(3)5週間の上昇幅を2日で打ち消している。

(4)週足チャート示した支持線Sが10週に亘って抵抗線化(グリーン楕円)している。

(5)心理的節目110.00と一目の雲が強い抵抗ゾーンになっていることが確認された。

中期相場で(1)~(5)の様なドルに極めて否定的な要因顕在化する中、
今週もドルの上値が一段と限定され、下値を模索する展開が予測される。

今週の焦点は節目の105円を試すかどうかにある(下抜くかどうかではない)。

そこで注目されるのが、以下の点。

(A)終値(106.59)ベースで、年初来最高値112.40を付けて以降の最安値106.78を下回った。

(B)転換線(前週末107.91)が下降し始める中、基準線(同107.91)と交差しつつある。

遅行線(同106.59)が26日前の実勢相場を下回っている。

ほぼ三役逆転の状況に陥りつつある。

(C)終値が25日MA(前週末108.15)を下回った。

特に注目すべき点は(A)で、早ければ今週中に105円が試される可能性がある。

オシレーター系チャートなどを見ると、売られ過ぎの感もあるが、一応ドルの下落リスクに注意する必要がある。

他方、ドルの下支え要因としては、以下の点が挙げられる。

(イ) 心理的節目の105円を控えていること

(ロ) 年初来安値104.10と同高値112.40の76.4%戻しとなる106.05が存在する。

(ハ) 短期9日間RSIが27%台まで低下しているため、ドル売りが先行する様な展開で
は、大きく踏み上げられる可能性がある。

以上から、今週は以下の様にまとめた

******今週のまとめ********

上の(1)~(5)の様なドルの弱気材料が明確に確認される中、
(A)~(C)の様な要因が急浮上していることから、ドルの下値を試す展開が予測される。

但し、ドル売りが先行し、105円を試す過程で9日間RSIが20%を下回る(あるいは近づく)様な展開では、
ショートカットを中心にドルが反発する可能性がある。

いずれにしても、荒っぽい展開となる可能性が高い。

予測レンジ:104.50~108.00

*********************

**ドルのネガティヴ要因(上記弱気要因と一部重複)

(1)100日MA(前週末109.59)と200日MA(同110.46)がデッドクロスしているため、中長期的にドルに先安感がある。

(2)抵抗線R(前週末111円台)が遠隔的にドルの上値を抑え込んでいる。

(3)一目の雲が108円まで切り下がっている

(4)長期支持線S(週足チャート)が強い抵抗線になっている

(5)7月29日週の展開で心理的に節目の110円が遠のいた感がある。

(6)終値(106.59)ベースで、年初来最高値112.40を付けて以降の最安値106.78を下回った。

(7)転換線(前週末107.91)が下降し始める中、基準線(同107.91)と交差しつつある。

遅行線(同106.59)が26日前の実勢相場を下回っている。

ほぼ三役逆転の状況に陥りつつある。

(8)終値が25日MA(前週末108.15)を下回った。

**ドルのポジティヴ要因

(1)9日間RSIが27%まで低下しているため、ドル売りに過熱感が生じつつある。
・・・ショートカット要因。

(2) 心理的節目の105円が控えている。

(3)年初来安値104.10と同高値112.40の76.4%が106.05。

(4)抵抗線MR1(今週の水準105.35~90)が支持線化する可能性がある

Ⅳ.チャートポイント

**レジスタンス
107.56(8月2日の高値)
108.02~107.95(今週中の雲の下限)
108.15(前週末の25日MA)
109.32(8月1日の高値)
109.59(前週末の100日MA)
109.92(5月30日高値)~110.00(心理的節目)
110.67(5月21日高値)
110.96(5月6日高値)
110.46(200日MA)
111.00(5月3日安値・・・・・110.96~111.00がギャップ)

**サポート
106.51(8月2日の安値)
105.35~90(今週中の抵抗線TR1の最下点→過去の抵抗線の支持線化)
*105.00(サイコロジカル)
*104.10(1月3日の安値)

Ⅴ.今週のポイントとストラテジー・アイディア

●今週の注目材料

*米国
・FRB関連
◎7月のFOMC(30・31日)では市場の予測通り、政策金利が0.25%の引き下げられたが、
市場は既に9月の追加利下げをほぼ織り込み、10月の3回目も半ば織り込みんでいる。

FOMC後のパウエル議長による「利下げは緩和サイクル開始を必ずしも意味しない」発言を市場は無視した格好。

こうした中、パウエル議長寄りの発言がFRB要人からもあると見られるが、エヴィデンス(統計)がない限り、市場は無視しよう。

・講演
6日:ブラード・セントルイス連銀総裁
7日:エバンス・シカゴ連銀総裁

・米経済統計
5日:7月ISM非製造業景気指数
9日:7月PPI

*ユーロ圏
6日:独製造業受注
7日:○独鉱工業生産

***ストラテジー・アイディア

*中期ドル円相場の基本認識
日米金利差縮小とその傾向を重要視。

日銀の次の一手は極めて限定的である一方、FRBの年内2回(9・10月)の利下げが現実味を帯びてきた。

トランプ大統領による対中追加関税発言で「米利下げ→米株好調(→資産効果)→ドル買い」
というシナリオは描きづらくなった。

FRBの追加利下げを催促する相場展開が続くと見る。

*今週のストラテジー

https://www.pro-fx.info/ef/190804-3.gif

○基本は引き続きドルの戻り売りを推奨するが、
9日間RSIが20%近辺まで低下する様であればドル買いの手もあるか。

前述した様に「106.78(6月25日安値)を終値で下回っている」ことや
「三役逆転に近づいている」ことから、ドルの下落リスクが高く105円が試される可能性が高い。

ただ、ドル売りに前掛かりになっていると見られ、戻りを売りたいところ。

他方、今年の例では9日間RSIが20%前後から反発している(図を参照)ため、
押し目でドルの試し買いという手もあるか。

・戻り売り推奨水準
積極的ドル売り推奨水準:107.20~30(週初のみ)
コンサーバティヴ推奨水準:107.80~108.00

・ドル押し目買い推奨水準
9日間RSIを睨みながら、105.30~50で控えめに試し買い

注)利食い・損切りは個人のトレーディング・スタイルやトレーディング・スパンが異なるため、特に推奨水準はありません。

推奨水準はピボットなどのテクニカル水準に調整を加えたものです。

推奨水準は単なる筆者の分析結果であり、その水準での取引を勧めるものではありません。

投資の最終判断は自己責任で行ってください。

以上

 

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為替相場研究会主宰

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