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FXコラム

2018.05.14

今週のドル円相場テクニカル分析

著者:為替相場研究会主宰


新イーグルフライの記事の一部を抜粋して1週間遅れで掲載しています。

 

Ⅴ.今週のドル円相場テクニカル分析

http://www.pro-fx.info/ef/pic180506-23.gif

先週の当欄のまとめでは、
「重要な107.90をブレイクしてからの相場が若いことや、
節目の110円を試していないことから、ドル買いの局面もあるとしたが、
110円台前半で重要な抵抗水準が重なることや、
短期RSIにアラート信号が出ていることから、現状水準以上は上髭」
と判断した(予測レンジ:107.00~110.50)。

その上で、注目点として、
1.9日間RSIが70%超を維持できるか
2.107.90以上でドルが推移できるか
3.スポット終値が再び雲(先週末の上限108.21)の中に入るかどうかを指摘。

実際の相場は110.04を示現したものの、やはり109円ロー水準以上は上髭となり、
先週の週ローソク足は上髭の長い十字で終わった。

こうした結果から、ドル買いに過熱感(9日間RSIが70%超8日連続)があった割に
ドルの高値が110.03と、それ程上昇したなかった印象を受ける。

つまり、無理やり節目の110円を付けに行った相場だが、
予想外のドル売りがあったことが推測される。

それがロングの投げを誘い、週末の108.65までの反落に繋がったと見る。

東京市場がゴールデン・ウィーク中だったものの、先週の相場は意義深いものがあったと考えている。

以下では、こうした状況を見た後で、今週の基本的なテクニカル上のポイントを押さえておきたい。

・・・・・・・・・・・・・・

ドルのポジティヴ要素としては主に次の様な点が指摘される。

(1)3月下旬からの支持線TS1を基準に形成される上昇チャンネル「TS1-TS2」が機能している。

(2)(1)との関連で、「TS1-TS2」が機能している間は、ドルの上昇トレンドが終了していないことになる。

(3)(1)の関連では、TS1を後ろからサポートしてくれる線として一目の雲の上限
(先週末108.01、今週は107.88)の存在がある

(4)同様に25日移動平均線(同107.92)の存在がある。

先週後半から毎日10銭程度上昇しており、この先急速にTS1に近づいてくる。

以上はドルのサポート要素として指摘したが、
問題は、これらのドルのポジティヴ要素がネガティヴ要素に
振り替わってしまう可能性がある点にも注意しておきたい。

まずは(2)に関連して、●注目していおきたいのは、
既にチャンネルのセンターラインCLを下回っていることには注意しておきたい。

この先CLによって上値が抑え込まれる様であれば、
TS1-TS2という狭いチャンネンル幅(TS1-CL)の中で
推移することになり、TS1がブレイクされトレンド転換が生じやすくなる。

次に(3)に関連して、●現状のスポットと雲の上限(今週は107.88)とが
それほどかけ離れていないため、その中の入り込む可能性がある。

この点にも注意が必要。

さらに、●一連のドル上昇はスポットが25日MAを上に抜いた時点から始まっている。

仮にスポットが上昇中の25日MAを下回る可能性にも注目しておきたい。
・・・ワンポイント・レッスン

・・・・・・・・・・・・・

次に主なドルのネガティヴ要素として以下が指摘される。

(A)先週も指摘したが、筆者は節目の110.00よりも、110.48を重要視している。

110.48は、年初からのドルの下降局面で最初に付けた安値108.28からの戻り高値であり、
それ以降、ドルは再び下落を開始し年初来安値となる104.64(3月23日)に達しているからだ。

先週の展開では、この110.48に到達する以前に、
110.03に触っただけで上値テストに失敗したと言える。

(B)この点、110.25(50%戻し、113.40→104.64)や200日MA
(先週末110.21)の存在もドルの重しとなる。

(C)110円台に定位できなかったが、一応110円に到達したことで、
ある程度達成感が生まれている。

(D)(C)に関連して、9日間RSIが8日連続で70%超となったのは
昨年5月上旬(8週連続)以来のことだが、110円という節目を見た後だけに、
再度70%超となる可能性が低い。

・・・・・・・・・・・・

以上から、目先もドルが強含みに推移すると見るが、週後半~来週初にかけて、
少し大きなディップ(ドル下落)を見る可能性があると判断する。

***まとめ***

今週も先週と同様な展開を予測する。

ドルの上値を試す局面もあると見るが、109円半ば以上は上髭となる可能性が高い。

仮に110円以上での展開がない様であれば、年初来安値104.64を付けた日(3発23日)から
フィボナッチ数34日目近辺に当たる今週半ば~来週初にドルが不調となるか。

その際、25日MAや一目の上限を割り込む様であれば、
一連のドル高は本格的な調整局面を迎えることになろう。

**注意点
1.基準線が下降するかどうか
2.9日RSIが50%を維持できるか
3.スポットと25日のクロスがあるか・・・25日MAが急上昇中だけに要注意!

**予測レンジ:107.50~110.50

**ドルのネガティヴ要素(上記と一部重複)
(1)先週、節目の110円を僅かに抜いたが、依然として意識される水準である。

新たなドル売り、利食いのドル売りに注目。

今年3月調べの日銀短観(4月2日、日銀発表)では、
1018年度の企業の想定レートは109.66(上期は109.63)であることを考慮すれば、
直先スプレッドを加味して110円以上は実需のドル売りが出やすい水準である。

(2)25日MA(先週末107.92)が急上昇しているため、
スポットとデッドクロスしやすい。・・・ワンポイント・レッスン

(3)110円台前半では前述110.48、フィボナッチ水準の110.25(50%戻し、113.40→104.64)、それに200日MA(先週末110.21)とが重なる。

(4)100日MA(先週末109.08)と200日MA(同110.33)とのデッドクロスの関係が継続している

(5)長期下降チャンネル(P1-P2:週足チャート参照)が継続している

(6)上昇チャンネルTS1-TS2のセンターラインCLの下で展開しているため、下振れリスクが高い

**ドルのポジティヴ要素(上記と一部重複)
(1)前述した様に、スポット終値が25日MAを抜いた(ゴールデンクロス)時点と転換
線が基準線を抜いた時点がほぼ同時に出現し、それ以降ドルが上昇している。

(2)相場が一目均衡表の雲(先週末の上限108.01)の上で展開している

(3)重要水準の107.90~108.25をブレイクしたが、同ゾーンがフロアー水準となる可能性がある

(4)昨年初からのドルの下降チャンネルP1-P2(週足チャート)のセンター線CL
を終値で越えている→先週のCLは107.80とほぼ同水準であり、(2(3)とほぼ重なる

(5)直近まで9日間RSIが8日連続で70%台で推移したが、先週後半に59%台まで低下したため、ドル買い過熱感が緩和されている

Ⅴ.チャートポイント
**レジスタンス
110.00(心理的節目)~110.03(5月2日高値)
110.05(61.8%、113.40→104.64)
110.21(先週末200日MA、徐々に下降)
110.48(前述)
110.60~チャンネルTS1-TS2の(先週末上値メド、徐々に上昇)
111.58(61.8%戻し、113.40→104.64)

**サポート
108.65(5月4日安値)
108.66前後~(暫定支持線TS1)
一目の雲(今週中は概ね107.88で推移)
107.90(過去の抵抗水準)
107.00(4月18日安値)
105.66(4月2日の安値)
104.64(3月23日安値:直近最安値)
103.20(78.6%、99.00&118.66)
100.00(心理的節目、過去の回帰水準)

以上

 

新イーグルフライの記事の一部を抜粋して1週間遅れで掲載しています。

為替相場研究会主宰

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