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FXコラム

2018.05.21

今週のドル円相場テクニカル分析

著者:為替相場研究会主宰


新イーグルフライの記事の一部を抜粋して1週間遅れで掲載しています。

 

Ⅴ.今週のドル円相場テクニカル分析

http://www.pro-fx.info/ef/pic180513-23.gif

先週の当欄では、「今週も先週と同様な展開を予測する」とした上で、
「ドルの上値を試す局面もあると見るが、
109円半ば以上は上髭となる可能性が高い」
という形でまとめた。

その上で、「仮に110円以上での展開がない様であれば、年初来安値104.64を付けた日(3発23日)から
フィボナッチ数34日目近辺に当たる今週半ば~来週初にドルが不調となり、
25日MAや一目の上限を割り込む様であれば、
一連のドル高は本格的な調整局面を迎えることになろう」
という点を付け加えた。

**注意点としては、
1.基準線が下降するかどうか
2.9日RSIが50%を維持できるか
3.スポットと25日のクロスがあるか・・・25日MAが急上昇中だけに要注意!
の3点を挙げ、予測レンジを107.50~110.50に置いた。

実際の相場は高値110.02を示現したものの、
(1)予測した通り109円半ば以上は上髭に終わった。
・・・・・・・ドル売り勢力が残っている一方で、
110円手前が短期の買い方の利食いやショートのニューメイクの水準
となっている。

依然として3月下旬からの支持線TS1を下値メドとするチャンネルTS1-TS2の中で推移しているが、
先週末から(2)チャンネルのセンターラインCLの下で展開している。

従って、今週初にドルが一段弱含む可能性が高い状況にあると言える。

こうした見方を支持する他の要素として、次の(3)(4)がある。

(3)過去2週間の高値(110.05、110.02)で形成されたダブルトップが出現しつつある。
・・・・・ワンポイント・レッスン

(4)二点交叉モドキが出現している・・・・・ワンポイント・レッスン

以上の中でも、次の2点を重要視しておきたい。

●5月2日の高値110.05を試したが、先週も110.02止まりで、
結果的に短期間でダブルトップが形成され、
かつ先週のローソク足は109.40以上は上髭に終わったこと。

●(ドルの)懸念要素として上昇チャンネルTS1-TS2の下値メド線TS1
(先週末109.30)が僅かに侵食されていること。

***まとめ***
「今週はややドルに下方圧力がかかりやすい展開」と予測する。

仮にTS1が終値ベースでもブレイクされる様であれば、
5月4日の安値「108.65」が試されることになろう。

その直下には4月以降のドルをサポートしてきた25日MA(先週末108.44)の存在もあり、
注目される。

スポットが25日MAを下から抜いた時点でドルが上昇力を付けただけに、
逆にスポットが同MAを割り込んだ場合はドルの下方リスクに注意が必要である。

〇注目点
1.TS1(今週から109.40以上)がブレイクされる前にドル買いが先行し、
110.05を抜くかどうか・・・抜いた場合は110.48(2月2日)が意識される

2.25日MA~108.65でドルがサポートされるか
仮に後者がブレイクされた場合は107.50程度まで下落する可能性が高い。

〇予測レンジ:107.50~110.50

**ドルのネガティヴ要素(上記と一部重複)

(1)過去2週間で節目の110円を僅かに抜いたが、完全に抜け切れていない。

依然として意識される水準である。

今年3月調べの日銀短観(4月2日、日銀発表)では、
1018年度の企業の想定レートは109.66(上期は109.63)であることを考慮すれば、
直先スプレッドを加味して110円以上は実需のドル売りが出やすい水準である。

(2)25日MA(先週末108.44)が急上昇しているため、スポットとデッドクロスしやすい。

(3)110円台前半では前述110.48、フィボナッチ水準の110.05(61.8%戻し、113.40→104.64)、
それに200日MA(先週末110.18)とが重なる。

(4)100日MA(先週末109.08)と200日MA(同110.33)とのデッドクロスの関係が継続している

(5)長期下降チャンネル(P1-P2:週足チャート参照)が継続している

(6)上昇チャンネルTS1-TS2のセンターラインCLの下で展開しているため、
下振れリスクが高い

(7)直近8本のローソク足で「2点交叉モドキ」が出現している

**ドルのポジティヴ要素(上記と一部重複)
(1)スポット終値が25日MAを抜いた(ゴールデンクロス)時点と
転換線が基準線を抜いた時点がほぼ同時に出現し、それ以降ドルが上昇している。

(2)相場が一目均衡表の雲(先週末の上限107.51)の上で展開している

(3)昨年初からのドルの下降チャンネルP1-P2(週足チャート)の
センター線CLを終値で越えている

(4)25日MA(先週末108.44)と100日MA(同108.55)とがグールデンクロスしかかており、
中期的にドルの先高感が残っている。

Ⅴ.チャートポイント
**レジスタンス
110.00(心理的節目)~110.05(5月2日高値)
110.05(61.8%戻し、113.40→104.64)
110.18(先週末200日MA、徐々に下降)
110.48(前述)
111.30(チャンネルTS1-TS2の上値メド、徐々に上昇)

**サポート
109.40前後(今週初のTS1)
108.65(5月4日安値)
107.51(今週の一目の雲上限)
107.90(過去の抵抗水準)
107.00(4月18日安値)
105.66(4月2日の安値)
104.64(3月23日安値:直近最安値)
103.20(78.6%、99.00&118.66)
100.00(心理的節目、過去の回帰水準)

以上

 

新イーグルフライの記事の一部を抜粋して1週間遅れで掲載しています。

為替相場研究会主宰

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