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FXコラム

2018.06.11

今週のドル円相場テクニカル分析

著者:為替相場研究会主宰


新イーグルフライの記事の一部を抜粋して1週間遅れで掲載しています。

 

Ⅴ.今週のドル円相場テクニカル分析

http://www.pro-fx.info/ef/pic180603-23.gif

前回(5月27日)の当欄のまとめでは、
「111円台でドルの上値が重たいことが確認された後の今週、戻りは弱い」と予測し、
「基本的には揉み合いと見るが、バイアスはドルの下方リスクに置いている」とした。
**予測レンジ:107.35~111.00

その上で、注目点として以下の3点を挙げた。

1.110.09と108.65のどちらを早く抜くか

2.上昇局面に入った3月下旬以降、上昇し続けてきた転換線(先週末110.16)が、
先週下降を示した。

今週も転換線が下降するかどうか。

3.スポット終値が25日MA(先週末109.67)を下回り続けるかどうか

実際の相場では、注目点1や3が機能した格好で、108.12 まで下落した。

また、同3についても、依然として転換線が下降を続けており、
ドルの下落継続を示唆している格好となっている。

こうしうた中、今週注目されるのが、以下の点。

(1)上昇し続けてきた25日MA(先週末109.68)の動きが止まるなか、
スポット終値が同線を下回り続けるかどうか

(2)転換線が下降し続ける中、基準線を下回り続けるか

(3)110.09をブレイクできるかどうか

現状、上の(1)(2)がドルの強いネガティヴ要素として働いているため、
ドルの中期的下方リスクに要注意と言える。
・・・ワンポイント・レッスン

●この点を完全に打ち消すためには、直近最高値111.39(5月21日)をブレイクする必要があるが、
前回指摘した様に、111円台後半にはドルの上値を抑える強いテクニカル・ポイント
(下のドルのネガティヴ要素を参照)が存在するため、現時点では相当に難しいと見ている。

●とすれば、中期的なドルの下方リスクを和らげるためには何が必要かが問題となる。

この点では、節目の110円以上で安定的に推移するかどうかが焦点で、
その際110.09(5月24日)をブレイクする必要となる。・・・上記注目点の(3)

ただし、110.00~110.09をブレイクしたとしても、
111円に近づくに連れてドルの上値が重たくなると見ている。

こうしなか、当面はドルの下方リスクが高いと考えているが、その大きな根拠は次の点である。

(A)3月下旬以降、ドルの上昇をサポートしてきた支持線Sが崩れ、ドルは拠り所を失っている

(B)重要水準の108.65(5月4日の安値)がブレイクされ、108.12を付けている

(C)108.12を付けた後、ドルの下値が切り上がっているが、109円後半では積極的な買いが見られない。

先週末の米5月雇用統計が良好だったことを受けて109.50以上の展開となったが、
結局は週初寄り付きの水準(109.61)を僅かに下回って週を終えた。

先週の週ローソク足を見ると、下髭の長い陰のコマ線となっており、
一旦ドルが上昇する可能性もあるが、下落過程の中断で出ている可能性が残るため、
やや下値不安を感じさせる線と言える。

・・・大きく下げ切ったところで出現する様な場合は、
下髭の長いコマ線は切り返しの示唆となることがある

***まとめ***

基本的には揉み合う展開を予測するが、110円以上でのドルの上値は重たいと見る。

既に重要水準の108.65を抜き、安値108.12を付けているため、戻りが確認された後は、
再び下値を試す局面があると予測する。

**予測レンジ107.20~110.7**

**注目点**
1.108.12を付けて以降、ドルは下値を切り上げているが、
今週の相場が週末の安値108.72以上の展開となるか

2.スポット終値が25日MA以下で推移するかどうか

3.転換線が下降し続け、かつ基準線を下回り続けるかどうか

**ドルのネガティヴ要素(上記と一部重複)

(1)111円台でテクニカル・ポイントが重なる

フィボナッチ水準の111.65(トランプラリーの最高値118.6と年初来安値104.64との50%リトレースメント)、

週足一目均衡表の雲の下限(今週111.87)、

111.48(1月18日高値)

(2)2017年のドル高値118.60(トランプラリーの最高値近辺)を起点とする抵抗線P1
(今週112.10前後、週足チャート)と平行に走るP2でがドルの長期下降チャンネルP1-P2が形成されている。

長期相場は同チャンネルの中で推移中。

(3)100日MA(先週末108.14)と200日MA(同110.19)とのデッドクロスの関係が継続している

(4)転換線(先週末109.63)が下降する中、基準線(109.74)を下回っている

(5)支持線Sが崩れた・・・ドル上昇の拠り所となる支持線が失われた

(6)スポット終値が25日MAを下回っている

(7)重要水準の108.65がブレイクされた

**ドルのポジティヴ要素(上記と一部重複)
(1)相場が一目均衡表の雲(先週末の上限107.63)の上で展開している

(2)昨年初からのドルの下降チャンネルP1-P2(週足チャート)のセンター線CL
を終値で越えている

(3)25日MA(先週末108.68)と100日MA(同108.14)とがゴールデンクロスしており、
より長いスパンでドルに先高感が残っている

(4)昨年の大きな転換点となった114.73(11月6日)を起点とする抵抗線R
(先週末110.60前後)を抜いている(5月17日~22日の間)

(5)危険水準の70%を超え続けたいた9日間RSIが低下し、ドル買いの過熱感が低下した

Ⅴ.チャートポイント
**レジスタンス
110.09(5月24日高値)
110.17(61.8%戻し、111.39→108.12)
111.39(5月20日高値)
111.48(1月18日高値)
111.65(50%戻し、118.66→104.64)
111.87(今週の一目の雲の下限)
112.35前後(長期下降チャンネルP1-P2の上値メド)
113.40(1月8日高値、年初来高値)

**サポート
108.12(5月29日安値)
107.90(過去の抵抗水準)
107.36(4月20日安値)
107.22(61.8%戻し、104.64→111.39
107.00(4月18日安値)
105.66(4月2日の安値)
104.64(3月23日安値:直近最安値)
103.20(78.6%、99.00&118.66)
100.00(心理的節目、過去の回帰水準)

以上

 

新イーグルフライの記事の一部を抜粋して1週間遅れで掲載しています。

為替相場研究会主宰

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