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FXコラム

2018.10.07

今週のドル円相場テクニカル分析

著者:為替相場研究会主宰


新イーグルフライの記事の一部を抜粋して1週間遅れで掲載しています。

 

Ⅲ.今週のドル円相場テクニカル分析

https://www.pro-fx.info/ef/pic180930-22.gif

前週の当欄のまとめでは、

「ドルの高値を試す可能性が高いと見るが、113.18(7月19日高値)~113.40(年初来高)を
ブレイクできない様であれば、結構深い調整が入ると予測する」とした上で、
予測レンジの上限を113.40に置いた。

実際の相場は113.40前後で相当に揉んだが、結果的に上に抜け、週末には113.71を示現した。

確かにチャート上で強い抵抗水準と指摘した箇所「113.40~113.75」の後者をブレイクしていないため、
ここで切り返される可能性も残るが、前週の流れを受け継ぐ可能性が高いため、
この先一旦、モメンタムで113.75を抜くことになるか。

こうした状況下、前週も指摘したドルをサポートしている強い要因(1) ~(4)と
それらの要因の変化並びに注意点について述べておきたい。

変化は(番号)’で(元の番号の直下に記載)。例えば、(1)の変化は(1)’という様に。

(1)終値ベースで一目の雲(前週末上限は111.26)の上に出た。

(1)’変化:前週末は113.70で終えており、現状もこの状態が続いているが、スポットとの雲の上限との乖離幅が拡がりつつあるため注意が必要。

(2)脆弱ながら、8月下旬からの上昇チャンネルを描くことができる

(2)’変化:チャンネル(チャート上のグリーンの平行線)の上値メドを抜いており、ドルの上昇が加速している・・・ドル買いに過熱感

(3)下降し始めていた転換線(前週末111.68)が上昇に転じており、基準線を上回り続けている

(3)’変化:同様の状況が続いている。27日(木曜日)の安値が転換線上で止まったことで、ドルが一挙に強気に転じた感がある。

この先注意していおきたいのは、転換線の上昇勾配が強くなっている点。

ドルの買いが加速している証左。

(4)下降し始めていた25日MA(前週末111.89)が上昇に転じ、スポットが終値ベースで同MAの上で推移している

(4)’極端にスポットが同MAから乖離しているわけではないが、これ以上広がると反落のサイン。

以上で見た様に、(1)~(4)はいずれもドルのを押し上げ要因となっていることは事実だが、
(1)’~(4)’で述べた様に現状が‘ドル上昇が加速しつつあることを示すため’要注意。

以下では、上で指摘したドル上昇の加速が強まっていることを示唆する他の要因を挙げてみた。

(A)まずは、9日RSI。

前週に入って、同RSIは4回、(ドル買い)過熱感を示す70%を超えているが、
週末には76%と、本格的に過熱感が高まる80%にぐっと近づいている。

遅効的に過熱感を示す14日RSIも70%を超えてきた。

このままドル買いが先行する様であれば、ドルが反落する可能性が極めて高くなる。

(B)7日MA(112.94)と25日MAとの乖離が大きくなっている。

7日MAと25日MAとのゴールデンクロスでは「ドル上昇期間が長い」と言う意味で、
前週のストラテジー・アイディアでドル買い要因として採り上げたが、
両MAの乖離や7日が下向きになる点を反落のサインにもなるため、
注意を喚起しておきたい。

もう暫く、過去の傾向からゴールデンククロスは続くと見るが、
徐々にドルの反落(調整を含めて)にも注意を寄せておきたいところである。

**********まとめ**********

上の(1)~(4)はドルを支える要因として機能し続けており、
依然としてドルの高値を試す可能性が続くと見るが、
(1)’~(4)’並びに(A)(B)とを合わせ見ると、
当面のトップに限りなく近づきつつあると見らる。

現状よりもドル高水準(113.75以上)は上髭となる可能性が高いか。

もっとも、ドルが反落した場合においても、下値が112.20(112.15が元の抵抗水準)など
チャートポイントで止まる様であれば、その反落は調整の可能性が高いと見る。

予測レンジ:111.70~114.75

************************

**ドルのポジティヴ要素(上記と一部重複)

(1)重要水準の113.40(年初来高値)を終値で抜いている。

(2)終値ベースで一目の雲(今週中の上限は111.26)の上で推移している。

(3)転換線(前週末112.68)が基準線(同112.03)を上回り、上昇し続けている

(4)スポットが上昇を続けている25日MA(前週末111.89)の上で推移している

(5)2017年のドル高値118.60(トランプラリーの最高値118.66近辺)を起点とする
抵抗線P1(前週末111.65前後、週足チャート)と平行に走るP2で形成された
ドルの長期下降チャンネルP1-P2の上値メドを再び抜いてきたため、
ドルが一段高となる様相を呈している

(6)25日MA(前週末111.89)と100日MA(同110.99)とがゴールデンクロスしている

(7)上昇する100日MAが200日MA(同109.77)を上回っているため、長いスパンでドルに先高感がある

**ドルのネガティヴ要素(上記と一部重複)

(1)チャート上のS(113円台後半)は年初来安値104.64(3月23日)を起点とする支持線だったが、
ここを完全に下回った状況で推移している。

チャート上に「相当に上値が重たい水準」として明示

(2)(1)との関連で、昨年の戻り高値水準である114円台がより強いドルの抵抗帯となっている。

(3)前週末は113.70で終えており、スポットが雲の上で推移している状態が続いているが、
スポットと雲の上限との乖離幅が広がりつつある。

(4)転換線(前週末112.68)の上昇勾配が強くなっているので、ドル買いが徐々に過熱感を帯び出している

(5)極端にスポットが25日MA(前週末111.89)から乖離しているわけではないが、
これ以上広がると反落する可能性がある

Ⅳ.チャートポイント
**レジスタンス
113.71~113.75(9月28日高値~昨年12月12日高値)
*114.73(昨年11月6日高値)
**115.00(昨年11月以降の展開で意識された強い心理的水準)

**サポート
112.15(過去の抵抗水準)
111.66(9月18日の安値)
111.26(今週中の一目の雲の上限)
110.85(9月10日の安値)
110.38(9月7日の安値)
110円(サイコロジカル)
109.78(8月21日安値)

Ⅴ.今週のポイントとストラテジー・アイディア

*今週のポイント

前週のFOMCでFRB利上げの終了時期?

声明文から「金融政策スタンスは緩和的」との文言が削除されたため、
「利上げの終了時期の予告」との論調が強まったが、
今回のFOMCでの中立金利は3%(3.125%)であり、
当面はそこに向かって粛々と利上げは継続すると見られる。

従って、前述文言が削除されたとは言え、FRB全体がハト派に傾斜したとは言えない。

しかしながら、政策のターニングポイント(利上げ打ち止め時期)が見えてきた様に思われる。

ちなみに、FFレートが2%超だったのは、リーマンショック以前のことで、
市場が熱狂した時期でもあった。

この先2019年に向けて、米経済は当時の熱狂時期に近づくのか、
それとも残りの利上げが景気をオバーキルするのか。

これが市場やFRB内部での論点となる可能性がある。

*ストラテジー・アイディア

https://www.pro-fx.info/ef/pic180930-23.gif

ドル円

●過去において114円台でのドルロングのパフォーマンスが悪かった点に留意しておきたい。

今週のドル円相場テクニカル分析で指摘した様に、この先ドル買いに過熱感が生じやすい。

7日MAが下降に転じたときは比較的深いディップが入りやすい(参考図参照)ため、
この先そのサインに注目しながら、ドルショートが面白いと考えている。

他では、9日間RSI80%超のタイミング

推奨水準:114.07~114.30
コンサーバティヴ推奨水準:114.65~114.80

〇スポットが一目の雲の上で推移していることや、転換線が基準線を上回り続けていることから、今週も短期のドル買いはあり得るストラテジー。

但し、早めの回転(利食い・損切)が無難。

前週終値が週ピボットだったため、週初という前提ではドル・ロングスタートという選択もあるか。

推奨水準:113.23~44
コンサーバティヴ推奨水準:112.55~75

注)利食い・損切りは個人のトレーディング・スタイルやトレーディング・スパンが異なるため、特に推奨水準はありません。

推奨水準はピボットやそれにマージン率を加味したものです。

推奨水準は単なる筆者の分析結果であり、その水準での取引を勧めるものではありません。

投資の最終判断は自己責任で行ってください。

以上

 

新イーグルフライの記事の一部を抜粋して1週間遅れで掲載しています。

為替相場研究会主宰

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