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FXコラム

2018.11.27

今週はユーロが乱高下か?

著者:松崎 美子


本記事は、新イーグルフライから抜粋したものです。

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11月25日のEU特別サミットで、Brexit案が合意しました。ひとまずホッとしましたが、12月に行われる英議会での採決の行方には、大きな不安が残ります。

それについては、またいつか記事にするとして、今週は「ユーロ関連指標とイベント」が続く1週間となります。ここでは特に重要な月曜日と木曜日についてご紹介します。

*** 月曜日  ***
① ドイツIFO企業景況感指数

② ドラギECB総裁議会証言
月曜日欧州時間 15時 (日本時間 23時) から、ドラギ総裁が四半期に一度の議会証言をします。今回は特に、債券トレイダーたちの関心度が高いです。

その理由は、最近 ヨーロッパの経済指標がやや悪化していること。そして、イタリアの予算案を巡り、EUとイタリアとの関係がギクシャクしています。この状況下で予定通りにECBは今年の12月末で国債購入を含むQE策を終了するのでしょうか?

議会証言では、議員からその点についての質問が出るはずですので、果たしてドラギ総裁は どうお答えになるのか?12月13日の今年最後のECB理事会での発表内容を占う上で、非常に重要なイベントとなることは間違いないでしょう。

③ プラートECB主席エコノミスト、クーレ理事、ノボトニー・オーストリア中銀総裁講演

④ イタリア・コンテ首相と2人の副首相の会談
本日イタリア時間の夕方から、コンテ首相は、ディマイオ副首相とサルビーニ副首相と会合を持つようです。そこでは、週末の特別サミット前夜に持たれたコンテ首相とユンケル委員長による夕食会で、ユンケルさんが「あと60~70億ユーロの赤字を削減すれば、大丈夫。」と語ったことを、副首相たちに伝えることが最大の目的。

同時に、この削減を可能にするため、5つ星運動が支持する「ベーシックインカム制度(毎月一律780ユーロ支給)」と、同盟が支持する「所得税の一律15/20%制度と年金改革」のスタートを、来年2月まで遅らせることを、コンテ首相は提案するようです。

特に年金改革は、明日(火曜日)からスタートする予定ですので、果たしてサルビーニさんが首を縦にふるか非常に疑問ですが、もしこれらのスタートを来年2月に遅らせるだけで、約50億ユーロの赤字削減となります。

*** 木曜日
① 半期に一度のECB金融安定報告書の発表
ここでは、イタリア発の財政問題について言及があるか、注意

② イタリア国債入札
先週に続き、今週もイタリアの国債入札が実施される予定。投資家のイタリア国債離れが顕著となったことを受け、イタリア政府は国民に国債購入を呼びかけています。

通常のように、銀行と投資家相手の入札であれば、70〜80億ユーロの国債購入がありますが、先週の「国民と一部の投資家を対象」とした入札では、22億ユーロの購入に留まってしまいました。

さしあたり、イタリアは今年必要な国債入札のうち、95%の資金を集めているため、大きなリスクにはならないと思いますが、来年は全く別の話しです。

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本記事は、新イーグルフライから抜粋したものです。

松崎 美子

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