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FXコラム

2019.01.07

パウエル PUT

著者:松崎 美子


本記事は、新イーグルフライから抜粋したものです。

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普段は欧州の情報を書きますが、今回はアメリカです♪

本日、アトランタでアメリカ経済学会の年次総会が開催されました。

そこには、現職のパウエル議長に加え、前職のバーナンキさん、イエレンさんも出席され、パネルディスカッションをされました。

今回の話しの中で、マーケットが一番驚いたのが、パウエルさんのトーンの変化です。

昨年秋から本日まで何度か発言されていますが、口を開くたびに仰る内容が違うのですが、これほど短期間にそうそう発言内容を変えた議長が、いらっしゃったのか覚えておりません。

例を挙げると・・・

 

*** 昨年10月の講演
Interest rates are still accommodative, but we’re gradually moving to a place where they will be neutral, We may go past neutral, but we’re a ” long way” from neutral at this point, probably.”
政策金利は未だに緩和的。現時点ではたぶん、ニュートラル金利に達するまでには、相当時間がかかるだろう。

*** 昨年11月末の講演
the central bank’s benchmark interest rate is “just below” neutral.
中銀の政策金利は、ニュートラルのレベルをほんの少しだけ下回っているだけだ

*** 本日のディスカッション
I think the markets are pricing in downside risks, is what they’re doing,  We’re listening carefully to that. We’re listening sensitively to the messages markets are sending.  We’re always prepared to shift, the Fed could shift “significantly” if necessary.
マーケットは景気下揺れリスクを織り込もうとしている。我々は注意深く、マーケットからのメッセージを受け取っている。FEDは(いつでも)金融政策の変更が出来るよう準備している。必要であれば、大規模な変更も可能だ。

これに加え、バランスシート調整についても

We wouldn’t hesitate to change it and that would include the balance sheet. We’re hearing a lot from different groups of people about the role the balance sheet normalization may be playing in the market, We don’t believe our issuance is an important part of the story in the market turbulence that began in the fourth quarter of last year.

However, if we came to the view that the balance sheet normalization plan was part of the problem, we wouldn’t hesitate to make a change,

 

全ては訳しませんが大まかな内容は、

「バランスシート調整が直接的にマーケットにインパクトを与えているとは思っていないが、この点について沢山のグループから意見を聞かされてきた。もし、この動きがマーケットの安定を損ねていると判断した場合には、なんらかの変更を加えることに対し躊躇しない。」

いずれにせよ、パウエル議長のトーンが、わずか3ヶ月ちょっとでここまで変化したことに、驚きました。

パウエルさんたちのパネルディスカッションが終わった時点で、

・今年12月までに、25bpsの「利上げ」の織り込み度 4.3%
・今年12月までに、25bpsの「利下げ」の織り込み度 33.1%

米金利を取り巻くセンチメントが大きく変わろうとしているようです。欧州通貨(対ドル)の方向性についても、ちょっと考えてみようと思いました。

 

————

本記事は、新イーグルフライから抜粋したものです。

松崎 美子

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