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FXコラム

2019.07.16

新EU大統領や委員長候補のBrexit観

著者:松崎 美子


私のブログやサロンでも、これに関する質問が多いので、こちらでも共有いたします。

まず、ミシェル新EU大統領などのBrexit観に入る前に、念を押しますが、新欧州委員会委員長就任は、2019年11月1日。新EU大統領就任は、同12月1日です。

英国は、このまま行けば、どういう形にせよ、10月31日までにEU離脱をする筈ですので、新任者のBrexit観はさほど重要ではないかもしれません。

もう一点は、EU大統領と委員長職の重みの違い。

EU大統領職は、2009年リスボン条約により、はじめて設定された職です。
https://www.consilium.europa.eu/en/european-council/president/role/
https://europa.eu/european-union/about-eu/presidents_en

それに対し、欧州委員会委員長は、形こそ変わりましたが、1800年代から続いており、現在の形と名称に変わったのは、1902年です。

かなり重みが違います。もちろん、「EU大統領はそんなに大事ではない・・・」とは申しませんが、やはり違ってきます。

 

*** ミシェル新EU大統領のBrexit観
現在のベルギー暫定政権首相。元弁護士

この方は、現在も暫定政権の首相ですので、その立場としてBrexit交渉に影響を与えることは、十分に可能でしょう。

2016年国民投票で離脱という結果になった時に、EU関係者の中で最も早く英国に対し、「どのようなBrexitを望んでいるのか?英国に教えて欲しい」 と発言しました。しかし、数ヶ月経っても動きが出てこないので、「これからEUと英国との間で、ソープオペラが始まる予感がする」と最も的確な予想をしました。

それ以降のミシェルさんは、英国議会がなかなか意見の一致ができずにいること。英国の、特に保守党Brexit強硬派が夢を見ているのか?と疑いたくなるほど、Brexitに幻想を抱いていること。メイ首相がいつまで経ってもBrexit案を可決できないこと。EUサミットをやるたびに、全く前進していない内容を何時間もかけて話し合う無意味さ。

ありとあらゆることに、不満を見せていた人物です。

そして、EU関係者の中でも珍しく、「EUにとって良くない条件で英国を離脱させるくらいなら、合意なき離脱で結構」という意見を持っています。

 

*** フォンデアライエン欧州委員会委員長候補のBrexit観
この方はドイツ人ですが、ベルギー生まれ。12歳までベルギーで育ったためなのか、「欧州統一」と「欧州連邦の誕生」を支持しています。それだけとっても、離脱交渉をやる場合、英国にとって有利に運ぶ相手ではなさそうですね。

そして、「合意なき離脱は、英国とEUとの関係において、最悪の事態」という認識です。

いつだかの講演で、Brexitについて 「2016年国民投票キャンペーンでは、離脱派はBrexitにより英国は多大な恩恵を受けると約束した。しかし、Brexitは英国にとって損失以外の何物でもない。」と批判しています。

松崎 美子

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