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FXコラム

2019.04.22

GW10連休再プレビュー

著者:竹内 のりひろ


【日本は諸外国には存在しない程の祭日大国、
祭日は当然資金決済もできませんから、決済リスクは前後に集中します。
10日間のスワップ取りも可能ですが、連休前に一層ロングになりやすいともいえます】

昨日の後場以降やや強まった日経平均株価やクロス円の調整ですが、
米小売売上高の良好な結果もあり、日経平均先物・USDJPYも
昨日の午前の水準へと買い戻されています。

本日はグローバルの主要市場でイースター休暇を控えており、
極めて動意に乏しい展開が予想されます。

日本は主要国のなかでは特に祝祭日が多く、日曜に重なった場合は月曜に振替休日、
さらに体育の日を筆頭に月曜に祭日を設定しているケースも多々存在します。

土日は当然として、祭日は資金決済等ができませんので
必然的にその決済は前後どちらかで済ませることになります。

日本は今月末から新天皇即位に伴う10連休が設定されていますが、
同様にこの期間中の決済も「前後どちらかに集中」する可能性があります。

さらに今回の場合、『月末』をまたいでいることも一つのリスクでしょう。

為替取引の受け渡し(Value Date)は通常2営業日後、
今年の場合4/24は4/26、4/25が5/6ですから、
ここをまたぐと10日分のスワップを獲得できます。

(実際はValue Dateの変わり目、つまり『NYの引けで大きなスポットの
ギャップを伴うことでこれが埋め合わされている』ことは余り知られていません。

つまりスワップ分はこのギャップで自動的に解消されています。

一旦スプレッドがワイドになるので余計気付きにくいだけです)

こうした10日分のスワップ取りはすでに一部喧伝されており、
高金利の新興国通貨を対象とした場合、
一時的に市場が『一層ロングになりやすい』ともいえます。

この10連休中、為替市場では取引は可能ですが、
東京証券取引所は休場、日経平均先物や日経オプションを
使ってのヘッジは不可能となりますから、
事前に投資家は持ち高を圧縮する必要があります。

すでに松井証券が伝えるところでは、信用買い残は前年比40%減少、
東京証券取引所が発表する信用買い残も
2年3か月ぶりの水準へと低下(日経電子版)しています。

連休中の日程を事前に確認しますと、4/30-5/1でFOMC、
5/3に米雇用統計がありますので、為替投資家は別として
株の取引を生業とする面々はどうしてもこれらのリスクを乗り切る必要があります。

為替市場に目を転じても、世界の一日の出来高のなかで
アジア時間は約20.7%、東京のシェアは約6.1%、
この6.1%が連休中全てなくなれば流動性の低下は明々白々でしょう。

因みに今年の1/3にフラッシュクラッシュが発生した
ウェリントン・シドニー市場のシェアは約2.1%、
クラッシュは起こるべくして起こっているといえます。

以上をまとめて、来週以降は金融市場全般やや調整色の強い展開となるのではないでしょうか。

ポジションは現在ありません、週明けに改めて考えてみます。

竹内 のりひろ

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