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FXコラム

2020.03.09

今週の展望

著者:竹内 のりひろ


「ダウが年初来、前日比で3%以上の上昇・下落したのは3/6までで6回、(略)リーマンショックの2008年(38回)、翌年(15)回並みの多さとなる可能性がある」(日経電子版)

財務省の対外及び対内証券売買契約等の状況から、日本の機関投資家の2月の1か月の海外の中長期債の約3.2兆円の買い越しが判明、ただ為替市場の反応は円買いで終わっています。

背景は、グローバルで人の移動が停滞、輸送・観光に大きな打撃を与え、株価が急落、新型肺炎の早期収拾どころか、ここまでの金利の動きは景気後退入りを織り込み始めたともいえます。

こうした観点から、今週も先週までの株安、リスクオフのなかの米ドルの売りの継続性を占う週といえそうですが、VIX(恐怖)指数が40を超え高止まり、落ち着く気配はありません。

年初来のここまでの主要通貨の騰落を判定しますと、スイスフラン(+3.05%)、円(+2.99%)、ユーロ(+0.71%)が上位、共通するのは中銀がマイナス金利政策を採用していることです。

平時であればマイナス金利の通貨で資金調達、高金利(だった)米ドルで運用すれば金利差が収益となりましたが、今市場で起こっていることは、リスク資産を切り崩す動き。

少し難しくいいますと、カレンシーオーバーレイ(注)やグローバルの中銀が外貨準備のリバランス(組み換え)に動き始めたとすると、長期に渡り巨額の資金フローが発生します。

(注)https://www.ifinance.ne.jp/glossary/finance/fin179.html

今年入り動画のなかでは何度か取り上げましたが、米ドルインデックは100を手前に反落、足元で96付近まで下落してきましたが、米ドル売りキックオフであればまだ1合目程度でしょう。

今週は3/12のECB理事会が最大の注目、すでにラガルド総裁は「適切で的確な措置を取る用意がある」と公言していますが、ここからECBの利下げは極めてハードルが高いといえます。

元ECBのドラギ総裁は、昨年秋の包括的な緩和を理事会の反対意見を黙殺して断行したことで、理事会ではその後メンバーの抗議辞任まで発展、内部は一枚岩でありません。

仮に利下げが実施されても、その効果は一時的、新型肺炎の感染拡大に金融緩和が奏功するほど金融市場は単純でなく、市場は政策の限界をすでに感じ始めています。

今週も米ドルを売る戦略に変化はありませんが、USDJPYは2/20の高値112.23から11営業日で105円割れ、やや速く、2円程度の戻しも視野にポジションを組み替える予定です。

竹内 のりひろ

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