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FXコラム

2018.10.23

グローバルの株の買い戻しは失速、イタリア国債の行方、トレードポイント

著者:竹内 のりひろ


【来年以降、ECBの資産買入れの終了に伴い、イタリア国債は最大の買い手を失います。イタリア国債の下落要因ではありませんが、金利の高止まり要因、ユーロ高抑制要因でしょう】

昨日、上海株の急騰で始まったグローバルでの株高、欧州でも前半はイタリアの総合株式指数MIBがけん引、一旦前日比で2%超まで上げ幅拡大しましたが、その後は一転反落、マイナスで引けています。

先週、欧州連合の執行機関である欧州委員会から正式に予算案を差し戻されたイタリアですが、トリア経済・財政相が「(EUの財政規律に理解を示しながらも)予算案は変更しない」と言及したからです。

今後の展開ですが、欧州委員会はギリシァの放漫財政が2010-2012年の欧州債務危機を招いた元凶であることを十分認識していることから、修正無しでの受け入れは難しいのではないかとみています。

昨日は一旦買い戻されたイタリア国債ですが、今後の展開はどうでしょうか。

イタリア国債の発行残高は約2兆3000億ユーロ程度、ECB(欧州中央銀行)の2015年3月に始まったAPP(資産買入れプログラム)のなかで、イタリア国債の買入れも順調に進み、9月末時点でECBの保有額は3600億ユーロまで膨らんでいます。

ただECBは現行月額150億ユーロまで減額したAPPを年内12月で打ち切りと発表していることから、イタリア国債は最大の買い手を来年以降失うことになります。

価格の維持にどの程度寄与してきたのか、数値等で計ることは困難ですが、安全弁として機能してきたことは明白で、来年以降イタリア国債は再び低位安定、金利では高水準を維持することになります。

つまり信用力の高いドイツとの格差は開いたままということになり、当面EURUSDも大きな上昇軌道を描くのは難しいのではないでしょうか。

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※今週(今後)の動画、トレードポイント詳細等はSmartLogicFX で公開しています。

 

(注意)当記事はSmartLogicFX から抜粋して掲載しております

竹内 のりひろ

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