経営理念が大切と思っている経営者が多いですが、

実は経営理念の多くは的外れで使命的ではないため

発展を妨げます。

 

「経営理念」という言葉をネット検索すると

次のような各社の経営理念のキーワードが上位を占めますが、

実はどれも経営理念としては的外れなのです。

 

・顧客満足・努力・発展・繁栄・自由・平等

・感謝・感動・共感・コンプライアンス

・誠実・信頼・希望・夢

 

どれも良いことなので何も問題と感じないかもしれませんが

これらは使命から遠く、会社の存在価値につながりにくいため、

経営理念としては相応しくないのです。

 

経営理念は大切なのですが、経営理念に問題があります。

 

これらのキーワードが、どのように的外れかを簡単に解説します。

 

顧客満足を上げることが良いとは限りません。

経営コンサルタントも間違えているポイントです。

例えば、食品が柔らかいと顧客が喜ぶので危険な添加物投与すると

顧客満足度が上昇するかもしれません。

しかし、顧客の健康には良くないので使命とは言えません。

 

企業としては当然のことです。

経営理念ではなく、業務マニュアルに書くことです。

 

ただキーワードを並べれば良いわけではありません。

これらの要素は社会に存在する価値になりにくいです。

 

多くの日本人が陥りやすいところですが、使命がない努力の多くは的外れです。

目的と手段が入れ替わることや間違った努力が多いです。

 

自己中心的です。

発展・繁栄を目的にするのではなく使命に進むと発展・繁栄します。

世の中を良い方向に変革しない企業に持続可能な発展はありません。

 

具体性が必要です。どのような夢かを具体的にしたものが経営理念です。

 

写真のフイルムの衰退によりコダックは破綻しましたが、

富士フイルムが繁栄しているのは経営理念の差が大きかったと思います。

コダックの経営理念は検索上位の的外れなキーワードで構成され、

富士フイルムは使命的な経営理念だからです。

 

高い倫理基準・法令順守・平等・自由

 

先進・独自の技術をもって、最高品質の商品やサービスを提供する事により

社会の文化・科学・技術・産業の発展、健康増進環境保持に貢献し、

人々の生活の質のさらなる向上に寄与します。

 

まず、経営理念を使命的にすることが重要です。

 

使命経営コンサルティングは、経営理念の見直しはもちろんのこと、

次のような経営にとって一番大事な基礎を構築します。

 

経営で一番大切なミッション・使命に基づく経営で次の３要素が基本です。

①経営理念が使命的（会社の存在価値を高める）

②サーバントリーダーの組織（社員全員がナンバー２）

③一人一人の個性を生かす経営（社員の性格・才能・役割を活用する）

 

社長と会社の使命を明確にし

使命に沿った経営をすることで

世の中を本質的に良い方向に変革する価値を顧客に提供し

対価をもらう健全なビジネスモデルの構築です。

 

使命経営は精神論ではなく実践的で知恵を使い、

世の中を良くするイノベーションをもたらします。

 

①世の中を良い方向に本質的に変革すること

②正しいマインドセットを身に付けること

③自分の個性（使命）を活かすこと

 

・長期的に売り上げ上昇

・１００年以上継続する企業

・支援者の増加

・事業承継・Ｍ＆Ａを容易にする組織構造

・イノベーティブな社風

・社員の能力向上・幸福度上昇・顧客満足度上昇

・仕事の最適化・円滑なコミュニケーションの実現

・業績Ｖ字回復

・知恵を得て新規事業立ち上げ

・相応しくない社員が退職し相応しい人が入社

 

①真の帝王学の習得

②ビジネスモデルの最適化

③戦略アドバイス

④売上上昇アドバイス

 

まず、お問い合わせフォームからご連絡ください。

 

エフピーネット株式会社　www.fpnet.com
代表取締役　松島修
1994年設立　東京都新宿区新宿2-5-16霞ビル4Ｆ

 

使命に基づく使命経営・真の帝王学として経営戦略や
事業承継等について実践的なコンサルティングを行う。
社員研修においては三菱電機の管理職研修などを行う。