元チーフディーラー集団(柾木 利彦、西原 宏一、伊藤 寿彦、竹内 のりひろ)+各分野一流の執筆陣の相場記事

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4-5.ストップロス

ストップロスは、サポートラインのすぐ下や
レジスタンスラインのすぐ上に置こう

●ストップロスと抵抗ライン

ポジションを持つ時には必ず、ストップロスをいくらに入れ、いくらで手仕舞いするか、戦略を立てましょう。
手仕舞いについては、トレンドが続く限りついていき、反転したら手じまいという考え方もできるので、戦略として必須なのはストップロスです。

○一般的なストップロスの位置

買いポジションのストップロスは、抵抗ライン(サポートライン)のすぐ下に置きます。
売りポジションのストップロスは、抵抗ライン(レジスタンスライン)のすぐ上に置きます。
サポートラインとレジスタンスラインには、刻々と変化するラインと固定されているラインがあります。

○変化する抵抗ライン

移動平均線ボリンジャーバンドのラインは、抵抗ラインになりますが、これは時
間とともに変化していきます。

○固定されている抵抗ライン

次のポイントは、固定されています。

• 前日高値・安値
• 前回高値・安値
• 過去に何度も反発してきたライン

これらは皆が意識するポイントであり、その結果サポートラインやレジスタンスラインが形成されます。
そのほか、一定の値幅(フィボナッチ)などもあります。

抵抗ラインを相場の節(ふし)と考えて理解すると、取引は簡単になります。
以下のチャートでも、前回高値と前回安値近辺で反発していることが分かります。

★ 金(ゴールド)/ドル XAU / USD 日足チャート

赤色のラインが抵抗ライン(レジスタンスライン)
水色のラインが抵抗ライン(サポートライン)

抵抗ラインで反発する可能性が高いため、サポートラインのすぐ上で買い、レジスタンスラインのすぐ下で売るポジションを持ちます。
抵抗ラインで止まらない時は、ストップロスで逃げます。
思った方向と反対に行ったため、手仕舞いしましょう。

サポートラインの上で買って、レジスタンスラインの下で売ろう

●抵抗ゾーン

過去に多く取引された価格帯は、抵抗ゾーン(サポートゾーン・レジスタンスゾーン)として意識されます。
抵抗ゾーンとは、抵抗ラインの幅が広くなったものであり、抵抗ゾーンでは相場が動きにくくなります。

★ ニューヨークダウチャート

上のチャートの2つのラインの間は、抵抗ゾーン(取引が比較的多くされてきた価格帯)です。
株でいえば、出来高が多かった価格帯です。為替には出来高が表示されませんが、考え方は同じで、出来高が多かったところが抵抗ゾーンになります。
このゾーンは居心地の良いところであるため、チャートの進みが遅くなったり、ゾーンを抜けるまでに時間がかかったりする傾向があります。

取引が多いゾーンでは、過去その価格帯でポジションを持った人が含み損を引っ張っていて、そこで手仕舞いすることも比較的多くなります。
ヤレヤレ売り(やっと買値に戻ったので売る)・ヤレヤレ買い(やっと売値に戻ったので買い戻す)がされるゾーンです。

反対に、過去の取引がほとんどない価格帯は、抵抗するものがない、つまり真空状態になり、スルスルと動くことになります。
つまり抵抗ゾーンを抜けると、スルスルと動きやすくなり、これを「真空地帯を行く」と言います。

抵抗ゾーンを抜けるのには時間がかかるが、抜けたらスルスル

★ ニュージーランドドル/円 チャート

上のチャートでは、過去何度も下落に転じてきた天井があり、赤色の抵抗ライン(レジスタンスライン)を超えるためには相場にパワーが必要です。

ただし、この抵抗ラインを上抜けると、過去の取引が少ない真空地帯になるため、スルスルと上昇する可能性が高くなります。

●ストップロスの目安

○短期取引のストップロス幅

短期取引のストップロス幅は、1回の取引のロスを 2%とすると良いでしょう。
レバレッジごとのストップロス幅(買値からいくら下か)の目安は、次のようになります。

○中長期取引のストップロス幅

ストップロスは、レバレッジが高ければ高いほど、狭くする必要があります。

例えば、下の表は、長期的に上昇トレンドが発生している時に、押し目で買っていくためのストップロスの目安です。

レバレッジ5倍で、右肩上がりのトレンドの押し目で買ったポジションが、買値の2円~3円(2%~3%程度)下のストップにかかるとすれば、それは上昇トレンドに変化が生じた可能性があると判断して、相場の様子を見るということです。

ところで、買いポジションではストップロスを入れる人も、売りポジションを持つ時にはストップロスを入れ忘れることが多いのでご注意ください。
為替では、売りも買いも通貨ペアの売り買いが逆なだけなので、どちらも同じ考え方をします。

もちろん、通貨ペアはそれぞれちがうので、通貨ペア特有の動きはあります。
自分の得意な通貨ペアを作っておき、得意なペアに絞ると良いでしょう。

レバレッジが高いほど、ストップロスは狭くなる

●トレール(トレーリングストップ)

例えば、買ってから相場が上昇したとします。
どこまで上昇するか分からない場合、ストップロスを上げていって上昇相場についていき、急落が始まったらストップロスにヒットさせて利益確定する方法をトレールといいます。
トレールを自動的にやってくれるシステムもあります。その場合は、ピークからいくら下落したら利益確定というオーダーを、事前に出しておきます。

★ 豪ドル/円 日足 ボリンジャーバンド

豪ドル/円が、日足ボリンジャーバンドの+1σ(赤色の線)と+2σ(紫色の線)の間に位置して、巡航速度で急上昇しています。
巡航速度とは、トレンドが一定の勢いで推移していることを指します。
上昇し続ける相場はないため、いつかは崩れるわけですが、(特に為替相場は大きなレンジ相場を形成しやすい)、ここでトレールの価格目安がいくつかあります。

(1)巡航速度が崩れるポイント
(2)ボリンジャーバンドのセンターライン(黒色の線)を割るポイント(現在 85.50 円近辺)
(3)他の大きな抵抗ラインを割るポイント

(1)の巡航速度が崩れるポイントは、52P のチャートでは +1 σのライン(赤色の線)を割る時です。
割れそうかどうかを見るには、1時間足を見てみましょう。

★ 豪ドル/円 1時間足 ボリンジャーバンド

現在、センターライン(黒色の線)の上ですが、ボリンジャーバンドがくびれてきていることが分かります。
くびれてきた後は、上か下かに大きく動き出しますが、センターラインが下向きなので、下方向に大きく動き出す確率の方が高いと判断できます。
従って、日足の+1σ(赤色の線)を割ったら利益確定という戦略が考えられます。

(2)ボリンジャーバンドのセンターラインを割るポイントは、トレンド転換になる確率が高いポイントです。
割れなければ押し目になる可能性があるポイントです。

(3)豪ドル/円の 85 円は、過去、反転ポイントになることが多かったラインなので、抵抗ラインとして認識できるため、85 円を割ったポイント、例えば、84.80円などがトレールの利益確定ポイントとして考えられます。
トレールをどのように入れるかは、短期~長期のスタンスなどで変わってきます。

●ストップロスを付けて反転した場合

時々、買いポジションにおいて、ストップロスを付けたと思ったら、その後下がらないで上昇することがあります。
たとえば、豪ドル/円の 80 円が、皆が意識をしている抵抗ライン(サポートライン)だとすると、その下には多くのストップロスがあり、80 円を明確に割った場合は下落が加速することが多いです。
80 円を抵抗ライン(サポートライン)とした場合、ストップロスは 79.80 円周辺に置くことが多いのですが、この 79.80 円を少し割ったあたりで反転することもあります。

★ 豪ドル/円 10 分足 ボリンジャーバンド

相場は生き物のようなものであり、皆の意識を重ね合わせたものですから、その時々に、目安のストップロスを微調整する必要があります。

また、FX 会社によっては、抵抗ラインの割り方が大きく、ストップロスを付けやすい会社もあるので、FX 会社によっては調整が必要です。

このようなストップロスを付けた直後に、そこからほとんど下げずにウロウロしている場合は反転することが多いので、再度買ってみるという戦略もあります。
ただし、その場合でも、直近の安値にストップを置くと良いでしょう。

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