元チーフディーラー集団(柾木 利彦、西原 宏一、伊藤 寿彦、竹内 のりひろ)+各分野一流の執筆陣の相場記事

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5-10.資金管理表

●資金管理の重要性

株、商品、そしてFX取引のプロが、バイブルとして仰ぐ『先物市場のテクニカル分析』という本のなかに、以下のような一説があります。

「トレーダーのなかには、
トレードの手法そのものよりも
マネー・マネジメント(資金管理)こそが
最も重要であるとする人もいる。

(中略)

マネー・マネジメントは
長い目でみれば必ず勝利をおさめるはず」

非常に深い意味のある言葉です。

私は、長く銀行のディーリング・ルームに在籍していました。

会社の資金を使って、ディーリングのリスクを取るわけですから、各個人には一日、そして月間のストップロスのリミット(損失限度額)が与えられています。

また、各個人のポジションは、市場リスクの部門よりリアルタイムで監視されています。

リミットを超える損失は許されないからです。

個人トレーダーでも同じで、収益とはそうした「厳格な管理下」ではじめて生まれてくるものなのです。

●トレードの勝率と現実的な見方

よく言われることですが、優秀なトレーダーでも勝率は40%程度といわれています。

残り60%のトレードは、収益を生まないトレード、つまり損失ということになります。

確率で示しますと、5回のなかで2回程度の勝ちということになります。

確率的には、20回トレードすれば8回の勝ちとなりますが、12連敗した後の8回の勝ちでも勝率は同じです。

仮に資金の2%にストップロスリミットを設定し、12回連続で負けると、当初の資金を100単位とした場合、78.47まで減ります。

その損失を取り戻すにはどうしたらよいか考えてみてください。

資金の2%の勝利を13回連続しないと元の100には戻らないのです。

12回続けて負けた人が、13回連続勝つことはできますか?

容易ではないことがよく分かると思います。

過信せずに、資金管理の重要性を認識しないと、後で痛い目を見ることになります。

ロスカットできない人がいますが、トレードでの損失は悪ではありません。

普通の事業会社でも運営や廃棄コストがあるように、「収益を積み上げるうえでのコスト」と認識すべきなのです。

●資金管理表

資金管理で大切なのは、
「いくらまで資金が減っても大丈夫か?」を考え、
「レバレッジ」「ストップロス」「利益」を把握しておくことです。

以下のような表があると便利です。

最大ロス金額は、全てのポジションがストップロスになった場合の損失額です。

この表を見ながら、レバレッジを5倍に抑えながら、各ストップロスを今の実勢価格にあわせて上げていくことになります。
(注意:ストップロスは下げてはいけません)

●確認すること

まず、いくらまで損失が出ても良いかを決めてください。

ここでは証拠金は 200 万円なので、「150 万円までは許容範囲」などと決めます。

次に、ストップロス価格を動かしてみてください。

ストップロスにかかった時に残る利益が分かります。

現在のストップロス価格に全てかかった場合には、ー 19 万円+現在までのスワップ2万円ですから、183 万円残ることになります。

ストップロスを一律 123 円に上げた場合には、全てロスカットされたとしても206 万円残ることになります。

●これで分かること

(1)ストップロスにかかったときの利益(または損失)

同じ証拠金額であっても、人によって損失の許容範囲が全く異なります。

証拠金に対して、損失の許容範囲を自分であらかじめ決めておきます。

もし、大きな下落等があって全てストップロスにかかった場合、いくらの利益が残るのか、もしくはいくらの損失になるかを確認します。

残したい利益まで、ストップロスを上げて確認することも可能です。

この表のストップロスを動かすことによって、自分のポジションがどの程度のものかを感覚として掴むことができるようになります。

つまり、1円下がったときにどのくらい利益が飛ぶ、何円下がったら許容範囲を超えるかが分かるということです。

(2)現在のレバレッジ

現在のレバレッジ状況を把握しておくのは、とても大切なことです。

中長期投資では、基本的には最大レバレッジを5倍以下にすることをお勧めしますが、レバレッジを上げた場合でも、この資金管理表があれば自分のリスク度が分かるので、事前にリスク回避ができるようになります。

(3)現在の一日のスワップ金利

毎日のスワップ金利が分かります。

もし相場が動かないとすれば、毎月・毎年の利益の予測がつきます。

これだけ押さえておけば、想定外の損失はなくなり、利益への貢献は大きいです。

大きな損をする時は、いつも想定外の損失だからです。

●資金管理表の使い方

資金管理表を実際に使ってみましょう。

Excel でサンプルを作りましたので参考にしてみてください。

資金管理表ダウンロードはこちらから
https://www.xfine.info/fxv/formdownload/img/fx-kanri-1-0.xls

このような表がダウンロードできます。

■ 注意 ■

(1)あらかじめ入っている数字はサンプルです。
(2)管理表はご自身で作成していただくものであり、この表はその手助けのためのサンプルです。
(3)計算式等の間違いや、使い方を間違えたために損失があったとしても、弊社では責任を負うことはできませんので予めご了承ください。

このページの作者

竹内のりひろ

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