元チーフディーラー集団(柾木 利彦、西原 宏一、伊藤 寿彦、竹内 典弘)+各分野一流の執筆陣の相場記事

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2018.05.10

金利がまた3パーセント台!


5月10日21:30~22:00 ラジオNIKKEI第1「集まれトレーダーシンプルFXトレード」
今日の聴きどころ!

本日のオープニングトークは、
株式市場は決算発表の話題、為替と株式市場の温度差にも注目しましょう・・・から始まった。

大橋) さあ西原さん。株式市場は決算発表に沸いていますよねー。

西原) そうですね。先週アメリカのアップルの話をしたんですが、今週は日本ではトヨタの決算。

大橋) 大変高評価でしたね。

西原) 好評でしたね。好決算。でまあ自分はすごく印象に残ったんですけれども、これだけ好決算なんですが、トヨタの社長が、いままで自分はダイエットをしてきて成長が加速していると思っていたんだけれども、実はダイエットしたんだけれども、それが筋肉になっていない、という言い方をして。

大橋) あー、贅肉は落としても筋肉質にならないと。

西原) それはたぶん意味としては、自動車業界がこのまま続いていくのであればトヨタは大丈夫なんですが、いまGoogleとか他のインダストリーから車を作る、入ってくる人達がいるので。

大橋) まあ、自動車は家電になるとすらいう人がいるくらいですから。

西原) まあそれで順位がどうなるかわからないので、もう少し成長を加速しないともたないんじゃないかという危惧をもってらっしゃったので、まあすごいなぁと。

大橋) 日本はトヨタの決算で場中にあったということで、これから引け後じゃなくてザラ場の中でね、決算発表という流れができるのかなというのも含めて話題を集めました。。

「西原宏一のブル・ベアどっち」??

いまマーケットを取り巻く強い材料と弱い材料を整理して一覧に並べてピックアップ。西原さんにそのポイントを解説いただきます。さあ覧いただきましょう。

大橋)いま市場を取り巻く強い材料と弱い材料、こんなものがあります。まずブル。昨日急にドル円相場109円台にポーンと弾みをつけて円安ドル高になったのは、M&Aのニュースがきっかけと言われています。

西原) そうですね。リクルートさんがアメリカのグラスドアという会社を買収するというのが発表されました。

大橋) 1,300億円でしたっけ。

西原) 1.2 billion dollars(ビリオンダラー)なので、それくらいですね。

大橋) その前は武田薬品のシャイヤーが話題になりました。

西原) これかなり前から言われていて、武田の話は結局キャッシュ部門が3兆円、結果としては、これはたぶんドルだろうということで、じゃあドル円に影響があるのかというと、ドル円に直接影響は無い。なぜかと言うとローン、ドルを借りてくるという話になっているということですね。まあだけど結局、ドルを借りてくるといっても金利が凄いので。

大橋) 今金利が上がってますからね。今この一番下にね、米長期金利再び3パーセント台上昇と書いてますけども。

西原) ずーっと、ブリッジローンというのは、つなぎ融資なのでそれで借りてくると金利が元々高いんですね。シャイヤーも武田も1兆2兆という借金を持っているんですが、次に今回3兆円を武田が借りてくるということになるので、総額だと6兆円負債があるという。

大橋) それはもう、金利だけでね、結構。でもソフトバンクの方が凄いですけども。

西原) まあその利払いだけ考えて、もたなければどこかで結局ドル円を買ってくるという円高局面でですね、そういう噂もあって上がってきた。ただ今のところはブリッジローンなので直接関係はない。ただリクルートはキャッシュで都合をつけるということなので、影響があるということですね。

大橋) はい。このM&Aが円安に弾みをつけたと言われています。そしていま話題に上りました決算ということで、株式市場のセンチメントはよくて株式市場がサポートされていればドル円相場もあまり下がらないだろうと。

西原) そうですね。

大橋) そして金利がまた3パーセント台に乗せてきた。これブルとベアどちらにも書いてあるんですね。

西原) 結局、株が落ちなければ、3パーセント台に乗ってるドル金利はドル円のサポートになるのですが。

大橋) 金利差ということですか。ドル買いとなる。

西原) で、株が落ちている場合は3パーセントを越えると株にとっては基本的にネガティブなので、株安になるとドル円に対してネガティブになるので、この3パーセント台に乗って株がもつのかということで、ブルでもありベアでもある。

大橋) そしてベアのところ、新興国から資金流出、イラン核合意破棄、こちらちょっとピックアップして解説していただきましょう。新興国なんですが、アルゼンチンがたった8日間のあいだに政策金利を3回も引き上げまして、なんと40パーセント。

西原) なんか冗談みたいですね。4パーセントじゃなくて40パーセントなので。

大橋) 40パーセントでもペソが下げ止まらない。

西原) まあ結局アメリカの金利が、今から5年前2013年バーナンキ・ショックというのがあったのですが、バーナンキさんというFRBの議長がテーパリングをするという話をしただけで、新興国からお金がアメリカに戻ってくる、ということはドル高になるということなんですけれども。

大橋) リパトリエーションですね。

西原) そうですね。で、新興国の通貨は大崩れして、株は崩れてリスクオフになったんですが、アメリカの金利が上がって、ドルの方にお金が付与される、金利がつくのであればわざわざリスクをとって新興国にお金を入れておくことがないという発想になるので、アメリカの金利が上がってくるということは新興国通貨にとってはすごいネガティブになるというのは確かです。

大橋) トルコリラですとか、他の新興国通貨も軒並み今安いので、ドル独歩高の様相になってきてるんですよね。
これやっぱり、アメリカの金利が上がってくるというところに資金が戻っていく。最終的にどんな結末を迎えるかっていうのも、今のところは静かに静かに進んでいる感じですけどね。

西原) 2013年の場合は、このあと日経平均が崩れてドル円が落ちたということになっているのですが、今のところ新興国通貨が崩れているというところまでは、2013年と同じ。

大橋) はい、ちょっと怖いです。そして、イラン核合意破棄。これはアメリカが離脱を今週発表しました。これがなぜ今後の波乱要因、まあベアというところに取り上げられているのか。

西原) 中東のリスクは高まるということなんですが、元々2015年3年前に、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、ロシア、中国の6カ国とイランで合意した条約なんですけれども、イランの方は核開発を削減する、妥協する。米欧の方はその代わりに経済制裁を緩和するということなんですが、もちろんイスラエルはこれに大反対してオバマさんと揉め事があったということがあるんですが、これに対してトランプ大統領は「この合意はおかしい」と、大統領就任するところから言っていたんですが、なぜならイランの弾道ミサイルの開発規制をしていない。で、ミサイルを持っていなければ核開発しても自分のとこで爆発するだけなので、ミサイルを持ってる必要はあるんですが、ミサイルの開発規制をしていないという欠陥があるという事ですね。もう1つ有名なんですが、サンセット条項というのがある。

大橋) これは?

西原) サンセット条項というは、核開発の制限の期限があるんですね。

大橋) 10年から15年で再開してもいいんですか。

西原) 結局、再開してもいいという条約がついているので、これはおかしいということで、「これを修正しなければアメリカは合意を破棄する」というふうに言っていたのですが、トランプさんの主張している通りアメリカは破棄してしまったということですね。

大橋) アメリカはとりあえず出ますよと。EUの各国は継続しましょうと言っているのですが。

西原) アメリカが出ても、その分は経済制裁をヨーロッパはしませんのでと言ってるのですが、アメリカが破棄したことによって、トランプさんは「これまでで最大の経済制裁をする」と、イランに対して言っていると。

大橋) そうすると、イランからの原油というのが輸入できなくなる国がいっぱい出てくるということで。その分原油の供給障害が起きると。

西原) それで原油が上がっていく。

大橋) あともっと先の戦争リスクまで折り込み始めているという人もいるんですけれども。

西原) もうこのままいくと危ないと思いますね。結局アメリカが経済制裁をするとイランが、その合意を破棄することになると欧州も中国も結局、経済制裁をイランに課してしまうので、中東リスクが一気に高まるという流れになっている。これは間違いなくリスクオフの要因である。ということですね。

大橋) イランがどうでるかっていうが、もの凄くいま懸念されますよね。

西原) まあ、どこかでトランプさん折れるんじゃないかなと思っているんですが、いつもの通りはっきりと自分は折れないというとこで始まっているんですが、言ってることがすべて中間選挙に向けてやってることでもあるので、どこかでうまく纏めるんじゃないかなというふうなことを言ってる識者が多い。僕もそんな気がするんですが、これもわざとリスクがどんどん高まってしまうだけなので。

大橋) はーい。話し合いでなんとかなるものなのかどうか。これは、ちょっと行く末を見極めないと何ともいえないんですが、今のところマーケットはあまりリスクとして折り込んでいない。ビックス指数もあまり動いていないですもんね。

西原) まあこれはだけど、アメリカの友人とも話しますけれども、トランプさんは一貫して破棄すると言ってましたから。
トランプさんって面白くて、公約通りをホントに忠実にやられる方なので。

大橋) 分かっていたことだということであるならば、今さら株式市場驚かないよと、いう事なのかもしれないんですが、でも事態はこれが本当に進んでいくと戦争になる。

西原) 完全にリスクになる可能性は高いので、破棄するというところまではマーケットが折り込んでるんですが、この後どうなるかというのは、誰もわからなくて、じわじわとリスクオフの要因として取り上げられる可能性が高い、ということですね。

大橋) そうですね、決算シーズンはそろそろピークで、決算が一巡すると、さあマクロみた時に、あっちょっとこれっていうふうに入り食いが旺盛になるとか。

西原) 今回面白いんですよね。先程大橋さんも仰ってましたけど、マクロはこれだけリスクオフ要因があるんだけども、ミクロのアップルが、とかトヨタが、とかいうので結構上がってしまうので、ちょっと凄く違和感がある。

大橋) というのが今の相場ということですね。以上、西原宏一のブル・ベアどっちでした。

この後の大橋さん・西原さん・和田さんのディスカッションは
以下番組情報にある、動画アーカイブ、radikoから、どうぞご覧ください。

■番組情報
「集まれトレーダーシンプルFXトレード」
放送日時
ラジオNIKKEI第1 毎週木曜日 21:30~22:00
出演者
パーソナリティ:西原宏一
MC:大橋ひろこ

過去放送
YouTubeでもライブ配信中!(ラジオ放送、Ustream配信と同内容)
https://www.youtube.com/channel/UCLhjaz_j5zgylcilm_aCzTQ

聞き逃してしまった方はこちら(radiko)
http://radiko.jp/#!/ts/RN1/20180405213000

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