元チーフディーラー集団(柾木 利彦、西原 宏一、伊藤 寿彦、竹内 のりひろ)+各分野一流の執筆陣の相場記事

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2019.01.11

年始のフラッシュ・クラッシュ


1月10日21:30~22:00 ラジオNIKKEI第1「集まれトレーダーシンプルFXトレード」
今日の聴きどころ!

実際の放送内容は是非YOUTUBEオンデマンド、もしくはラジコ・タイムフリーでお聞きください。

大橋)さあさっそく始まりました。竹内のりひろの視点です。
まずはフラッシュクラッシュというのが1月3日に引き起こされたということで、これはドル円相場であれだけ動くっていうのはなかなか珍しいんではないですか?

竹内)珍しい、ドル円いうのはどちらかというと、世界で見てもユーロドルの次に流動性が高い通貨ペアの一つです。
ドル円でフラッシュクラッシュが発生するというのは、まあなかなか見れない。
僕は目の前でちょっと箱根駅伝を見て、ちょっと横目で見ててその瞬間を見なかったんですけども、下がったところはしっかり見たんです。
ドル円でフラッシュクラッシュが発生するというのは珍しいですね。

大橋)それなのに発生してしまったというのには、やはりいくつかの条件が重なったと。

竹内)いくつかありまして、よくここまで指摘されてきたのはアメリカでは政府機関の閉鎖が長引いているということと、その直前にAppleが業績を下方修正しました。
これが大きいと言われてるんですけれども、その他にも大きな要因がいくつかありまして、あとはストップロスが大きくトリガーしたというのがあるんです。
一点非常に重要なのがありまして、流動性が非常に乏しい時間だったということなんですよね。

大橋)流動性というのが一体どういうものなのか、まずはこのチャートグラフをご覧いただきたいんですが、時間帯によって主要な市場が変わるのが為替市場ですね。

竹内)そういうことですね。
たしかに24時間電子ブローキングでどこでも出来るんですけれども、やはり参加者というのは一部限られていますので、そこにある流動性というのが必然的に異なってきます。

今、世界で一番流動性があるのはロンドン。次いでニューヨーク。
アジアは香港とシンガポール、東京を足しますと、ニューヨークに匹敵するぐらいですので、それほど流動性が低いわけではないわけですよね。

大橋)ロンドンが一番、為替の厚みがあるっていうのはちょっと意外なんですけど。

竹内)それはやっぱりちゃんとビッグバンの後にイギリスという国が、金融機関を招致したということなんですよね。

大橋)金融機関も、ブレグジットでどうなるかまだ分からない。

竹内)非常に怪しいですけどね。

大橋)今現状ではロンドンが一番取引のボリュームが大きいと。
東京時間っていうのは、もうこのアジアの時間と合わせて全部で20%程度ということなんですが。

竹内)そんなに悪くはないんですよね。ところが一番右のほうに、シドニーとウェリントンというのが見えるんですけど、これ二つを足しても1日の出来高の2.1%にしかならないということなんです。
そうするともう為替の流動性という点では、スカスカということですね。

大橋)これは朝の5時ぐらいから東京が始まる8時。

竹内)特にニューヨークが出た直後の今、冬時間ですので朝の7時から9時ぐらい。
夏時間であれば6時から9時ぐらいというのが一番薄い時間。ミューヨークが引けてから1時間くらいが一番薄い時間なんですよね。
過去を遡りますと、2016年の10月にもポンドがフラッシュクラッシュした時がありましたね。
だいたいこう時間がいつも狙われてるんですよね。

大橋)ちょうど7時半くらいでしたからね。1月3日ということで、このような時間帯を狙われたということで、値段が飛ぶということが起こりました。
そしてこの1月というのがやっぱり特徴的、お正月だったんですが。

竹内)そうですね。1月というのは過去20年ぐらいを遡ってみますと、ドル円が良く売られる月なんですよね。

過去20年見ますと1月は10勝10敗で、引き分けなんですけれども、この10年ぐらいを見てみますと3勝7敗で下げてる月が多いということで、月間の月足が陰線ということですね。

大橋)2008年以降はちょっとピンク色が下の方に、円高の方向ということですね。

竹内)これには理由がありまして、年末のドル需要が一回一巡してしまいまして、その反動が出てドル安ということなんです。

大橋)年末というのはやはり欧米の金融機関っていうのが早くクリスマス休暇に入るということで、ドル不足になりがちなんですね。

竹内)そうですね。ですので本国送金とかもあったりするんですけど、そういう特殊要因が剥落するとやっぱりどうしてもその反動が出やすいということなんですよね。

大橋)そして需給としてはゆとりが出るということで、ドルが落ちやすいと。

竹内)ドル需給が弱まるということなんですよね。
だいたいこの辺は年末にどういう動きをしたかというのを見ると、だいたい想像がついてくるんですけども。

大橋)1月じゃなくて年末から。

竹内)年末なんですけども、これは我々とは欧米というのは感覚が違いまして、クリスマス明け後というのがほぼ実質年明けみたいなものなんですよね。

大橋)日本人はお正月から年明けですけども、欧米はクリスマス明けから。

竹内)クリスマス明けから年明けの準備をするということで、その動きが始まるという風に考えればいいんですけれども、まずこちらを見ていただきます。
去年を除いた直近3年でクリスマス明け、ですから12月26日以降、最終営業日までドル円がどう動いたかというのを見ていただきたいんです。
まず2015年が上昇。2016年と2017年は下落をしていますね。
これが翌年にどうなったかっていうのはちょっと見ていきます。

大橋)翌年のお正月に入ってからですね。

竹内)そういうことですね。

2015年は翌年の2016年の動きを見ていきましょう。2016年と2017年は同様に2017年と2018年の動きを見ていけばいいんですけれども。
2016年、ですから2015年が2016年の1月は、月間で上げているということですね。
2017年と2018年は月間で下げているということなんですけれども、これを年末の動きと対比させてみたいと思います。

大橋)次のページと合わせて見ると、12月26日クリスマス明けから年末までの動きと。その後1月の動きと比べてみましょう。

竹内)はい、見事に一致してしまいました。
これは感覚的に自分の体の中にちょっと染みついていまして、やっぱり26日、クリスマス明けた後の動きというの1月の動きにつながるというのがやっぱり自分のなんとなくか体の中に染みついてまして、どうなのかなぁと思ってやっぱりそうかなと思って、ちゃんと調べていましたらやはりそうだったんですよね。
ですので12月26日以降の動きというのが、1月の動きを見る上では非常に重要になってくるわけですよね。

大橋)だから我々が「1月から頑張ろう」と思ってスタートするのでは遅くて、その傾向はクリスマス明けの為替相場にもう出始めている。そういうことを察知できるかどうか。

竹内)そういうことなんですよね。
僕は実際メルマガに書いてるんですけれども、やっぱり年末というのは多少でも流動性が低下しちゃうんですよね。
ですので本当は去年のクリスマス前までちゃんと収益が確保されていたのであれば、トレード見送ってもいいんですけれども、いかんせん来年を見据えてやっぱりちょっとポジションを取っておかなきゃいけなかったんで、この動きを見ましてやっぱり年末も少しとってきました、1月まで。1越えを取っちゃったってことですね。

大橋)今回どうだったかというのをチャートでご覧頂きましょう。

竹内)2018年の末、つまり12月26日から最終営業日までどうだったかというと、110円44銭から年末末の引けが109円61銭と約80銭ドル安円高に振れていました。

大橋)もうここで動き始めてたわけですね。

竹内)少し市場が流動性が乏しい中こうした動きが出ていたので、一応僕は年始の動きというのは警戒をしていたんですけれども。

大橋)まさかでも、あんなに急にドカッと。

竹内)一瞬で。1分間で4円ですからね。ちょっとびっくりしましたけれども。
一部の証拠金会社さんなんかではレート止まってましたものね。

大橋)そうですね。値段出さなかったっていうところあったようですけれども。
これ竹内さんこのチャート、オリジナルでいらっしゃるんですよね。

竹内)そうです。これは僕が作りましたTwinCloud(ツインクラウド)というインジケーターなんですけれども、なんとなくキレイじゃありません。

大橋)これは視覚的に非常に分かりやすいですね、ツインクラウド。2つ(Twin)の雲(Cloud)という、オリジナルのインジケーターを使ってらっしゃるんですが、この雲の矢印のところでショートできればいいかなと。

竹内)うまく使えるところだけショートで入れたということなんですけれども。

大橋)竹内さんは実際にこれを使ってショート。

竹内)一部作ってました、これを使って。

大橋)ということでまた箱根駅伝の合間に買い戻し成功と。

竹内)そういうことだったんですけども。結構レートがなかったので、買い戻せるかどうかはちょっと。

大橋)叩きましたでしょ。

竹内)叩いたというか、オファーが出てきたらそれよりも高いビッドを入れて。

大橋)なるほど、そういうやり方で。
はい、このような形でもうクリスマス明けには欧米勢がトレンドを作りにくるということを、今年の暮れから再来年の初頭にかけては忘れないで。

竹内)一つの為替を取引するテクニックと言いますか、手法でもありますので一つ覚えておいたほうがいいかも知れませんね。

大橋)以上竹内のりひろの視点でした。

 

この後の大橋さん・竹内さんのトークは
以下動画アーカイブ、radikoから、どうぞご覧ください。

動画アーカイブ

https://www.youtube.com/channel/UCLhjaz_j5zgylcilm_aCzTQ

radiko
http://radiko.jp/#!/ts/RN1/20190110213000

■今週来週の為替スケジュールはこちら

■番組情報
「集まれトレーダーシンプルFXトレード」
放送日時
ラジオNIKKEI第1 毎週木曜日 21:30~22:00
出演者
パーソナリティ:西原宏一
MC:大橋ひろこ

過去放送
YouTubeライブ配信開始しました!
聞き逃した方も、オンデマンドでどうぞ!
https://www.youtube.com/channel/UCLhjaz_j5zgylcilm_aCzTQ

聞き逃してしまった方はこちら(radiko)
http://radiko.jp/#!/ts/RN1/20190110213000

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